80's ROMANCE in TOKYO 2012

SETLIST 12' 8/12 (SUN) @ ROCKWEST

DJ's are...

Amabile

REU

TAK-C

Conta

KABE

SAKUMA

KABE 1st

1. Sandstorm / Level 42 ('80)
2. The Sweetest Taboo / Sade ('85)
3. Good Together / A Certain Ratio ('89)
4. This Is Your Life / Banderas ('91)
5. Security (Remix Edit) / The Beat Club ('90)

Conta 1st

1. Finetime / Cast ('95)
2. Miracle Cure / Blank & Jones with Bernard Sumner ('08)
3. The Only Truth / Paul Haig ('84)
4. I Wish I Had / Indians In Moscow ('83)
5. Right On Track / Breakfast Club ('87)
6. Cha Cha Cha / Finzy Kontini ('86)

TAK-C 1st

1. Magnificent Romeo / Basement Jaxx ('01)
2. Obsession / Animotion ('85)
3. Don't Let Go / Whang Chung ('83)
4. Promises, Promises / Naked Eyes ('83)
5. Snobbery And Decay / Act ('88)

REU 1st

1. Bamboo Music / David Sylvian & Ryuichi Sakamoto ('82)
2. Androgyny / Garbage ('01)
3. Slave (7" Edit) / Revenge ('90)
4. Be With You / Bangles ('89)
5. Living In Another World (Single Version) / Talk Talk ('86)
6. Spirits In The Material World / The Police ('81)

Amabile 1st

1. The Saints Are Coming / U2 And Green Day ('06)
2. Inni Mer Syngur Vitleysingur / Sigur Ros ('08)
3. Canned Heat (Radio Edit) / Jamiroquai ('99)
4.
Kooler Than Jesus / My Life With The Thrill Kill Kult ('89)
5.
Transcendental / The Shamen vs Bam Bam ('88)
6. Tubular Bells (7" Mix) / Book Of Love ('89)
7. Theme For Great Cities (Moby Remix) / Simple Minds ('12)
8. The Promise / When In Rome ('87)
9. Eldorado (Remix) / Drum Theatre ('86)

10.
Happy Ever After / The Stockholm Monsters ('82)

1. 世界最強のロック・バンドとアメリカ最強のパンク・バンドによる共演で、Skidsのデビュー・アルバム"Scared To Dance"('78)に収録の名曲をカヴァー。全英チャートでは惜しくも2位だったが、アイルランドやイタリアなど世界9カ国で1位を獲得している。ジャケットの写真はAnton Corbijn、プロデュースはDef JamのRick Rubinが手がけた。ほぼオリジナルに忠実、というかコピーに近いパンキッシュな演奏が超カッコイイ。カップリングに収録のライヴでは、ホーン・セクションが挿入されサウンドに厚みが増している。グリーン・デイがサマソニ出演ということで。
2. 97年にアルバム"Von"でデビューしたアイスランド出身のポストロック・バンド。この曲はMUTE作品などで有名なFloodのプロデュースによる5枚目のフル・アルバム"Med Sud I Eyrum Vid Spilum Endalaust (残響)"からの第2弾シングル。天上の音楽を奏でているような彼らの楽曲群の中では、先行シングルだった"Gobbledigook"とともに最もブライト感と躍動感に溢れたナンバーのひとつでしょう。同じくサマソニに出演するCrystal Castlesの"Year Of Silence"でサンプリングされてます。
3. ロンドンを中心に沸き起こったアシッド・ジャズ・ムーヴメントが隆盛していた92年にシングル"When You Gonna Learn"でデビューしたJay Kay率いるジャズ・ファンク・バンド。選曲はCMで再び脚光を浴びた"Virtual Insanity"あたりと少し迷ったけど、4枚目のアルバム"Synkronized"からの先行シングルとして全英4位、全米ダンス・チャート1位のヒットを記録したノリノリのディスコ・チューンをセレクト。サマソニ出演。
4. MinistryのフロントマンAl JourgensenとSpecial Affectというバンドを組んでいたGroovie MannことFrankie Nardielloを中心にシカゴで結成。この3rdシングルはデビューから引き続きWax Trax!からのリリース。ハウシーでメタリックなマシーン・ビートの乱打にサンプリングと男女ヴォイスが絡む攻撃的なインダストリアルEBM。翌年の2ndアルバム"Confessions Of A Knife"にリミックスで収録されるが、そちらの出来はいまひとつ。
5. オリジナルはデビュー当時のサイケデリック・ロックからダンス・ミュージックへの接近を図った2ndアルバム"In Gorbachev We Trust"に収録。これはシカゴ・ハウスのオリジネイターBam Bamとのコラボレーションにより12インチでシングル・カットした最強ヴァージョン。B面はインスト中心のバリバリのハウス・ミックスで、おそらく両面とも未CD化。
6. MUTE所属のアーティストを数多く手がけているFloodのプロデュースによる2ndアルバム"Lullaby"に収録。このアルバムのジャケットのデザインを手がけたのは、Talking HeadsのフロントマンDavid Byrne。ホラー映画「エクソシスト」のテーマとしても有名なMike Oldfieldの"Tubular Bells"のダンス・カヴァーで、美しいシンセの音色と飽きさせない曲展開で聴き応え十分の素晴らしい仕上がりとなっている。オリンピックの入場行進に使われてたので記念として1分半ほど使用。
7. GongのSteve Hillageがプロデュースを手がけた4枚目のアルバム"Sons And Fascination"に、初回の1万枚限定で付いていたボーナス・アルバム"Sister Feelings Call"(後に単品として再発)に収録されたヴァージョンがオリジナル。91年に再レコーディングされ、その後Fila BrazilliaやFlukeにリミックスされることになるミニマル・トランス・チューンの傑作。今回はレコード・ストア・デイ用に1000枚限定でリリースされたMobyによる最新のリミックスを使用。
8. 後にSwing Out Sisterを結成するCorinne DreweryもメンバーだったBeau Leisureが母体。新ヴォーカリストを迎え改名してのデビュー・シングルは、本国イギリスでは不発に終わるも、アメリカのクラブ・シーンから人気に火がつき全米11位まで上昇した。硬質なデジタル・ビートに美しくロマンティックなキーボード、愛と哀愁に満ちたメロディは、Pet Shop Boysを想起させるエレ・ポップ大名曲。ツイン・ヴォーカルによるハーモニーも絶品だ。
9. シカゴ出身のKent Bがイギリスに渡って83年に結成した6人組。ドラム・シアターというバンド名だけあって、メンバー全員がドラムとパーカッションを叩く。この曲はArt Of NoiseのGary Langanがプロデュースを手がけたデビュー・シングルのリミックス。カラフルなシンセと美しいコーラス・ワーク、パーカッシヴなダンス・ビートが特徴のエスニック風エレ・ポップ。間奏で躍動するドラムとパーカッションの立体的な絡みはさすがに絶品だ。唯一のアルバム"Everyman"に収録。
10. New Orderのフッキーがプロデュースを手がけた2ndシングル。チープなキーボードにリズミカルなビート、心洗われる素朴でシンプルなメロディ、New OrderのBernard Sumnerを彷彿させる頼りなさげだけれど懸命なヴォーカルなど、若さと瑞々しい感性に溢れた初期の名曲。そのサウンドはチープなニュー・オーダー、もしくは爽やかなHappy Mondays風だが、効果的に配したパパパーなトランペットの響きはネオアコ的な感触も。7インチのみのリリースだったが、凝った扉式のジャケットには当時のファクトリー精神がよく伝わってくる。

SAKUMA 1st

1. Don't Throw Ashtrays At Me! / Swell Maps ('79)
2. C30 C60 C90 Go / Bow Wow Wow ('80)
3. Papa's Got A Brand New Pigbag / Pigbag ('81)
4. Atom Siberia / P-MODEL ('84)
5. I Can Tell / Friction ('80)
6. Rich Kids / The Rich Kids ('78)
7. Public Image / P.I.L. ('78)
8. Unkiss That Kiss / Stephen Duffy ('85)
9. Faron Young / Prefab Sprout ('85)

KABE 2nd

1. Techno Medley (Pettibone Mix) / Technotronic ('90)
2. Blind Vision / Blancmange ('83)
3. Take Me Out / Franz Ferdinand ('04)
4. Family Man (Original Version) / Nitzer Ebb ('91)
5. Isolation / Die Krupps ('92)
6. Freaky Dancin' / Happy Mondays ('86)
7. See Saw / Monaco ('00)

Conta 2nd

1. Houdini / Foster The People ('11)
2. Lovefool / The Cardigans ('96)
3. Falling And Laughing / Orange Juice ('82)
4. I Owe You Nothing / Bros ('88)
5. You Keep Me Hangin' On / Kim Wilde ('86)
6. The Riddle / Nik Kershaw ('84)
7. 18 Carat Love Affair / Associates ('82)

TAK-C 2nd

1. Holiday / Madonna ('83)
2. Never Gonna Give You Up / Rick Astley ('87)
3. Here To Go / DEVO ('84)
4. Spring Of Life / Perfume ('12)
5. 586 / New Order ('83)
6. Out Of Control (Radio Edit) / The Chemical Brothers ('99)
7. In Yer Face (Edit) / 808 State ('91)

REU 2nd

1. How To Be A Millionaire / ABC ('85)
2. Who Can't It Be Now? / Men At Work ('82)
3. No More Words / Berlin ('84)
4. I Feel Love / Donna Summer ('79)
5. True Colors / 土屋アンナ ('06)
6. Regret / Color Filter ('01)
7. Always / Real Life ('84)

Amabile 2nd

1. Telephon / Palais Schaumburg ('81)
2. Owner Of A Lonely Heart / Yes ('83)
3. Stars On Fire (Single Edit) / John Foxx ('85)
4. Everybody Wants To Rule The World (Radio Edit) / Chosen Few vs Tears For Fears ('04)
5. Funkytown / Lipps Inc. ('80) - Pseudo Echo ('86)
6. This Charming Man / Death Cab For Cutie ('04)
7. Boys Don't Cry / Lostprophets ('04)
8. Not In Love / Platinum Blonde ('83) - Crystal Castles ('10)
9. Shut Up And Drive / Rihanna ('07)
10.
A Love From Outer Space / A.R. Kane ('89)

1. 変態ポスト・パンクな"Rote Lichter"に続きZickZackから英題の"Telephon"としてリリースされた2ndシングル。この2枚は後に初期シングル集"Das Single-Kabinett"として1枚にまとめられるが、特にこの曲は地の底で蠢くベースとファンキーな電子音がビートニックに疾走する大名曲。先日の来日公演でも合唱状態で相当に盛り上がったらしい。
2. 前作"Drama"リリース後にSteve HoweとGeoff Downesが脱退しAsiaを結成。このシングルではJon Andersonがヴォーカルに復帰し、前作から参加していたTrevor Hornがプロデュース。Art Of Noiseのメンバーも参加して彼らが発明した強烈なオーケストラ・ヒットがギュワンギュワン炸裂、ハード・エッジなギターリフもキャッチーに響くポップ・ロックなディスコ・ナンバーで、バンド史上唯一の全米No.1に輝いた。05年にはMax Grahamのリミックスで再ヒットを記録。今回はトレヴァー・ホーンの来日記念ということで選曲。
3. かなりポップになったせいか当時は評価が低かったけど、今聴いてみるとそんなに悪くない4枚目のソロ・アルバム"In Mysterious Ways"からの先行シングル。メロディやアレンジがモロに似てるので、次にかけた"Everybody Wants To Rule The World"への布石としての意味も。
4. これはサンプリングとカヴァーをマッシュアップしたようなおもしろいナンバー。まずヴォーカル・ラインやシンセなどはTFFのオリジナルをそのまま流用し、リズムトラックをアップテンポの四つ打ちに。2コーラス目のサビはカヴァーで、メロディにアレンジを加え歌っている。そして3コーラス目では再びTFFへ。
5. 全米では4週連続No.1をキープする大ヒットとなり、全英でも2位まで上昇したデビュー・シングル。軽快なリズムとテクノ・ポップ風のキーボードで始まる導入部から、ヴォコーダーと生声を使ったキャッチーなメロディ・ライン、ファンキーなギター・カッティングとヴァイオリンのストリングスが流れるように重なり合い、ホーン・セクションまで取り入れたゴージャスなアレンジで聴かせる(当時は)モダンなディスコ・ナンバー。今回はリップスのオリジナルから原曲を凌ぐほどインパクト抜群のディスコ・ナンバーに生まれ変わったスード・エコーのカヴァーへ。
6. アメリカ出身のインディー・ロック・バンド。このシングルは初の全米チャート入りを果たした4枚目のアルバム"Transatlanticism"からのカットで、7インチのB面にスミスのカヴァー"This Charming Man"を収録。ザクザクとした攻撃的なギター・カッティングでアグレッシヴなアレンジを施したキラー・カヴァーだ。97年のデビュー・カセット"You Can Play These Songs With Chords"の再発CDのボーナス・トラックとしても収録。後にJulian Copeの"World Shut Your Mouth"もカヴァーしている。サマソニ出演。
7. 97年に結成されたニュー・メタル・バンド。バンド名はDuran Duranのブート盤のタイトルが由来。そのデュランの"View To A Kill"のカヴァーもやってるけど、曲の短さが決め手となって今回はCureのカヴァーをセレクト。オリジナルの質感を生かしたアコースティック寄りのアレンジ。サマソニ出演。
8. プラチナム・ブロンドはカナダ出身のニュー・ウェイヴ・バンドで、この曲は1stアルバム"Standing In The Dark"に収録のシングル。同郷カナダ出身でサマソニに出演するエレクトロニカ・デュオ、クリスタル・キャッスルズのカヴァーへとつなぎたかったので、シングル盤を持ってないという理由でロマンス本には載せられなかったけど今回プレイ。クリキャスのカヴァーはロバート・スミスがヴォーカルのヴァージョンもあるけど、去年10月の暗黒ナイトで使ったばかりなのと、翌月にCure Nightが控えてるのも考慮してあえて通常のアルバム・ヴァージョンで。
9. 現在おそらく最高の人気を誇る女性シンガーのひとり。この曲は全英1位、全米2位のヒットとなった3rdアルバム"Good Girl Gone Bad"からの第2弾シングル。かけたい曲はたくさんあったけど、同じ日にサマソニに出演するNew Orderの"Blue Monday"をサンプリングしているという点でもマストかなと思いセレクト。80'sフレイヴァーもたっぷり。
10. "A"のAlex Ayuliと"R"のRudi Tambalaによるデュオ。86年にOne Little Indianからシングル"When You're Sad"でデビュー。この曲は2ndアルバム"i"に収録で、92年にリミックスされシングル・カット。Jesus & Mary ChainミーツCocteau Twinsなどと形容された彼らにしては異色のダンス・ナンバーだけど、ColourboxのYoung兄弟とM/A/R/R/Sを結成し、"Pump Up The Volume"の全英No.1ヒットも放ってるから納得。Andrew Weatherallが主宰する同名パーティーの名前の由来にもなってます。もしかしたら01年のTahiti 80によるカヴァー・ヴァージョンのほうが有名かも。

SAKUMA 2nd

1. Damaged Goods / Gang Of Four ('79)
2. Third Uncle / Bauhaus ('82)
3. Perfect Way / Scritti Politti ('85)
4. Suffer The Children / Tears For Fears ('81)
5. Love Comes Quickly / Pet Shop Boys ('86)
6. Victim Of Love / Erasure ('87)
7. Love Is All That Matters / The Human League ('86)
8. Rocks / Primal Scream ('94)

KABE 3rd

1. Don't Rain On My Parade / Japan ('78)
2. Going Underground / The Jam ('80)
3. Bring On The Dancing Horses / Echo & The Bunnymen ('85)
4. I Ran (7" Single Version) / A Flock Of Seagulls ('82)
5. Penthouse And Pavement / Heaven 17 ('81)
6. The Other Side Of Love / Yazoo ('82)
7. Der Mussolini / DAF ('81)
8. Ever Fallen In Love (With Someone You Shouldn't 've)? / Various Artists ('05)
9. Temptation '98 / New Order ('98)

Conta 3rd

1. Karma Chameleon / Culture Club ('83)
2. Need You Tonight / INXS ('87)
3. Somewhere In My Heart / Aztec Camera ('87)
4. Crash / The Primitives ('88)
5. Strawberry Wine / My Bloody Valentine ('87)
6. April Skies / The Jesus And Mary Chain ('87)
7. Shadowplay / Joy Division ('79)
8. We Came To Dance / Ultravox ('82)
10. Soul Inside / Soft Cell ('83)

TAK-C 3rd

1. Tomorrow / Communards ('87)
2. Would I Lie To You? / Eurythmics ('85)
3. Lies / Thompson Twins ('82)
4. I Should Be So Lucky / Kylie Minogue ('88)
5. She Bangs The Drum / The Stone Roses ('89)
6. Forbidden City / Electronic ('96)
7. Luxury / Frank Tovey ('85)
8. Key / YMO ('80)

REU 3rd

1. The Robots (Single Edit) / Kraftwerk ('91)
2. Welcome To The Pleasure Dome / Frankie Goes To Hollywood ('85)
3. This Is Radio Clash / The Clash ('81)
4. Nelson Mandela / The Special A.K.A. ('84)
5. Girlfriend Is Better / Talking Heads ('83)
6. Hanging On The Telephone / Blondie('78)
7. So In Love / OMD ('85)
8. I Wanna Be A Toy / Dead Or Alive ('85)
9. Communication / Spandau Ballet ('83)

Amabile 3rd

1. Carolyn's Fingers / Cocteau Twins ('88)
2. Dazzle (7" Version)/ Siouxsie & The Banshees ('83)
3. True Faith (Live) / And One ('09)
4. Welcome To The Jungle / Guns N' Roses ('87)
5. Are You Receiving Me? / XTC ('78)
6. Club Tropicana / Wham! ('83)
7. Love In The First Degree / Bananarama ('87)
8. Things Can Only Get Better / Howard Jones ('85)
9. Beat Boy (Single Edit) / Visage ('84)
10. Heroes (Single Edit) / David Bowie ('77)

1. 全英15位を記録した5枚目のアルバム"Blue Bell Knoll"に収録で、プロモ盤オンリーでシングル・カットされたナンバー。アコースティック調のアンビエント作だった前作から一転、再びシンセやリズム・マシーンを導入し、"Treasure"の頃の作風に戻った感もある。エリザベスのヴォーカルがまるで天使の指先のように天上へと誘うドリーム・ポップ。
2. Mike Hedgesのプロデュースによる6枚目のアルバム"Hyaena"に収録のシングル。この時のギタリストはロバート・スミスがキュアーと兼任。壮大なオーケストレーションとストリングスが万華鏡のように煌めくゴシック・ダンス・ロックの名曲。おそらく未CD化の7インチ・ヴァージョンで。
3. 新曲とリミックス、ライヴでのカヴァー・ヴァージョンをまとめた編集盤"Bodypop 1 1/2"に収録。もちろんサマソニに出演するNew Orderのカヴァーで、このアルバムには"Blue Monday"も収録。何か1曲NOのカヴァーをかけようと思ってたんだけど、最近のアーティストのなかではロマンスでも一部で人気が高いAnd Oneをセレクトしてみました。
4. 全世界で2800万枚以上のセールスを記録したモンスター・アルバム"Appetite For Destruction"に収録のデビュー・シングルで、全米7位のヒット。Axl Roseが長年のファンだったというHanoi Rocksの"Underwater World"にインスパイアされ書いた曲で、グラマラスでパンキッシュな不良のロックンロール・ナンバー。一気に曲調が変わる間奏のファンキーな展開など、ハードロックの枠に収まりきらない多彩な音楽性も大きな魅力。めちゃくちゃ盛り上がりました(笑)。
5. "This Is Pop"に続く通算4枚目のシングルは、スピード感溢れるXTC流ポスト・パンク・ポップ最高曲。間髪入れずにリリースされ全英21位まで上昇した2ndアルバム"Go 2"のUK盤には未収だったが、US盤や日本盤などには追加された。
6. 夏らしいトロピカルな開放感に溢れたファンカラティーナ・モータウン・ディスコな4枚目のシングル。抜群の歌唱力を持つジョージが曲作りだけでなくアレンジも全て手がけ、天才ぶりをフルに発揮した極上のラテン・ダンス・ポップだ。大サビのコーラス「クール」も超クール。アルバムでは鳥のさえずりからファンキーに弾むベースがフェイド・インしてくるが、7インチではそのイントロ部分をバッサリとカット。日本盤はジョージとアンドリューのインタビューや4コマ漫画が付いた特大ポスター・スリーヴとなっている。
7. 前作の"True Confessions"ではアメリカでの人気が先行したが、この逆転現象に終止符を打ち、イギリスでの人気を完全に復活させた4枚目のアルバム"Wow!"に収録のシングル。邦題は「第一級恋愛罪」で、全英では3位と"Robert De Niro's Waiting"以来の大ヒット。初期バナナラマが持っていたポップでキャッチーなメロディをモータウン調のユーロビートに乗せた大名曲。ちなみにメンバーのカレンの旦那はワム!のアンドリュー。
8. 全英チャートでは惜しくも2位止まりだったが、全米で10位まで上昇するなど世界的な成功を収めた2ndアルバム"Dream Into Action"からの先行シングル。元Dexys Midnight Runnersのメンバーから成るホーン・セクション隊TKO Hornsと、コーラス隊Afrodizakが参加。ちなみにアフロディジアックのメンバーのひとりは、89年にSoull II Soulの全英No.1ヒット曲"Back To Life"でヴォーカルをとるCaron Wheeler。
9. 後にDepeche Modeなどのプロデュースで有名になるAlan Moulderがエンジニアとして参加した3rdアルバム"Beat Boy"からカットされたラスト・シングル。新境地のラップとサンプリングを導入しつつ、前2作よりスティーヴ・ストレンジのヴォーカルを前面にフィーチャーしたポップな作風。
10. 前作と同じくベルリンのハンザ・スタジオでレコーディングされ、King CrimsonのギタリストRobert Frippが参加したベルリン三部作の二作目にあたる"Heroes (英雄夢語り)"(英3位、米35位)からのリード・シングル。初期ロキシーに在籍していたブライアン・イーノとの共作で、ベルリンの壁の崩壊をも予見していたこの曲は、Neu!の75年のアルバム"Neu! '75"に収録の"Hero"にインスパイアされたであろうボウイ流ニュー・ウェイヴ屈指の大名曲。この日閉会式を迎えたロンドン五輪の入場行進で、英国チームが入場した際のBGMに使われた時の興奮といったらもう!

SAKUMA
Close To Me / The Cure ('85)

KABE
Still Ill (Version Of Live Album "Rank")/ The Smiths ('87)

Conta
Get The Balance Right / Depeche Mode ('83)

TAK-C
Shout (7" Version) / Tears For Fears ('84)

REU
Girls On Film / Duran Duran ('81)

Amabile
Mega Mix / New Order

ENDING
Atomosphere (Live) / New Order ('98)
80's Romance / The Belle Stars ('84)

80's ROMANCE