80's ROMANCE in TOKYO 5th Anniversary Special @ wedge

PART 1

Report by Amabile Report by Conta

ついにスタートしてしまった80's ROMANCE in TOKYO5周年記念。まずは去年が翌日仕事のため無念の欠席だったTAK-Cから。2年前は僧侶のコスプレをナチュラルに披露してくれたTAK-Cだが、今年はニューロマというか、ロジャーTAK-CテイラーということでPVと同じ黒いシャツで登場。1曲目はなんとシャーデーの「スムース・オペレーター」。これにはわけがあって、JEMMYちゃん作の夢のセットリストがこの曲で始まってたから。一生懸命缶バッヂ作ってくれたお礼だよ。というかかけるならオープニングしかありえない(^^ゞ 3時20分(笑)に登場のJEMMYちゃんに続いて、スタートから並んで来場してくれたのが、はかせさん、DJ尊師さん、百頭人さん、helixさん、Yumikoさんだったかな?ばにおさんはホントは間に合ってないんだけど、開場時間がおくれたのでいかにも並んで入ってきたかようなふりをして登場。みんな早い時間からホントありがとうございます!百頭人さんをのぞいて全員ラストの11時半までいてくれたからすごい!そして実質的な1曲目、ハイジ・ファンテイジーの「正義の味方ジョン・ウェイン」へ。「シャイニー・シャイニー」と並ぶ彼らのヒット曲で、ぼくも大好きな曲さ。次の曲はまたJEMMYちゃんの夢のセットリストからポッピーズ。開場から5分でいきなりバーストするJEMMYちゃん。ポッピーズは名古屋でREUと見たスカスカのライヴがどうしても忘れられない(笑)。

曲はなぜか全米No.1を奪取できてしまったワンチャン(犬じゃないよ!)の大ヒット曲。真剣な眼差しで瞑想するTAK-C。ホントは初期のもっとエレポップっぽい曲かけたかったみたいなんだけど、流れ的にこの曲にしたみたい。正解。バカっぽいPVも好きだな。そしてちょっと曲調を変えてジョーボクサーズへ。「ジャスト・ガット・ラッキー」がギターポップ系のクラブでヒットしてるけど、この日かかった「ボクサー・ビート」もカッコイイよね。アルバム1枚しか出してないのが惜しいけどそれはホント大名盤。

次の曲は正真正銘のギターポップというかネオアコのブルーベルズ。こんな早い時間に使うにはもったいないくらいの名曲だと思うけど、80's ROMANCEはネオアコ人気薄だからしょうがない(泣)。でもこの時間帯こそ羊の皮を被ったヤギ、もしくはNWの仮面を被ったギターポッパーContaさんの出番だ!名古屋と違ってContaさんがいるので、TAK-Cも安心してプレイできたんじゃないかと思う。そしてTAK-Cはまた瞑想する。

曲はヒプノ・ビート炸裂のウーデントップスの「Get It On」へ。シングルカットされてない曲たけど、1stセットだったからいいよね(シングルにこだわってるのはおれだけか?)TAK-Cの1stセット最後の曲はペイル・ファウンテンズだ。ペイルはネオアコで3本の指に入るほど大好きさ。アズテック・カメラの1stアルバムと並ぶ、大名盤の1stアルバムからだったけど、アナログを持っていくの忘れてしまった。入れたつもりだったんだけどなー。こういう歴史的名盤はやっぱアナログのジャケットをディスプレイしたかったよ。しかしTAK-Cの1stセットよかったよね。去年のμraのアメリカンなセットとはものすごい違いだ。いや、そういう曲も必要なのかもしれないが(おれはいらんけど)

さあスタート時間の15:30も迫り、ニューロマ・ダンスも気にはなるが音出しして始めなければ(笑)。トップバッターはTAK-Cさん。去年休んだ借りを返すぜみんな! 今夜はロジャーな俺のことをよろしく哀愁! そんな気迫がシャーデーのラヴァーズ・フィーリング溢れる曲に静かにみなぎる。しかしオープニングDJがμraさんじゃなかったのは80's ROMANCE in TOKYO史上初めてだ。New Waveの祭典とはいえ、まずスタートは小林μra克也さんのベストヒットUSA的展開から和やかに、というのが東京編の軽いジャブだったのに今年は違う。いや、USA的80'sは本来は80's ROMANCE的ではないが(笑)。まあ「80's」というキーワードでの幅広さを楽しめるのが1stセットの魅力でもあるのだけど、今年はTAK-Cさんがナビゲートというわけで何やらひと味違う雰囲気。

入口の扉すぐ横にテーブルを置き、5周年記念の特典グッズを並べる。AmabileさんのスペシャルMix CDR、JEMMYさん作の特製缶バッヂ、各DJ陣もコメントを寄せたフリーペーパーと、まさにニューウェイヴァー必携な三種の仁義なき闘い。さあさ寄ってらっしゃい見てらっしゃい! CDRはシークレットトラックが3パターンあるのでどんな曲が飛び出すかは聴いてからのお楽しみだ〜。ねじりハチマキも板についたニューロマ姿のAmabileさんが威勢よくお出迎え。これが俺流、これが名古屋のカリスマ流気配りである。5周年にかけるAmabileさんの意気込みを痛いほど感じ、感動にむせび泣く僕であった。

ネットでその特典情報を知ったのか、スタート前から並んでくれたお客さんがいたのは嬉しくも驚きでしたが、複数だったこともあり話しかけることができず。途中で帰られたらしく残念でしたけど、是非また来年もお待ちしてますので! そして、一昨年から参加してくれて、名古屋でも既に常連なJEMMYさんの姿を発見! 開始早々からのご入場、本当にありがとうございます〜。今年も存分にフロアを沸かせてね!とあいさつを交わす。しかし、好きだというシャーデーのヒット曲が1発目にかかったのに、機材トラブルでゴタついてJEMMYさん入場できなかったらしい。ゴメンナサイ!

機材も立て直し、曲はハイジ・ファンテイジーへとシフトしつつポッピーズへ。ギターポップからマンチェ/ハウス方面へ転身した彼らのリズミカルなビートでJEMMYさん早くもバースト☆ イントロが響くなりフロアへ軽快なステップで切り込んでくる姿は相変わらずで、全身で楽しむ感じが見ててホント痛快かつ爽快。ワン・チャンは初期のエレポップ曲ではなくUS大ヒットナンバーで個人的にかなり懐かしい。

続くジョー・ボクサーズ。うおー大好きだー!と思ったらココからネオアコ連発。ブルーベルズ〜ウドゥントップス〜ペイル・ファウンテンズってな流れで、もう気分は懐かしのギター・ポップ・ジャンボリーin名古屋♪(←行ってないけど…) でも悲しいかな、80's ROMANCERにネオアコは人気薄なのでこんなに早くかかっちゃうんです(笑)。


フリルのブラウスで登場サイモン・デμraの1曲目は、UKのキャリアの長いギター・バンド、ダイアー・ストレイツの大ヒット曲「マネー・フォー・ナッシング」。μraこの曲好きなんだよなー。おれはわりとどうでもいいかなー。次の曲は、お、プレファブ・スプラウトじゃないか!ダイアー・ストレイツやめて、ペイルからつなげばバッチリだったじゃないか。曲はカラオケにも入ってる「The King Of Rock 'N' Roll」だよ。いい曲だよねー。プロデュースはトーマス・ドルビー先生なのだ。

ダンサーズ東京支部長Contaさんは早速ダンサーズとしてフロアの愛と平和のため戦ってくれてます。ネクタイをしめて正装で戦う姿がステキ。この日ばかりは1年に1回New WaverのふりをするSEA BATさんも、CDをゲットするため早い登場。じつは皆勤だったりします。毎年ホントにどうもありがとう!はかせとhelixさんは、もうこんな時間からずっと踊りまくりでした。フロアを盛り上げてくれて感謝。

プレファブからはキュリオシティ・キルド・ザ・キャットの「ミスフィット」。ブルー・アイド・ソウルへいい流れじゃないかμra!別に中盤にディスコ連発しなくてもいいから、ずっとこの路線でいこうよ。そう、彼だっておしゃれな?選曲やればできるんです。

μraの1stセット最後の曲はB-52'sの「ロック・ロブスター」。ロックが好きなロブスターの曲だ。というのはうそだ。アメリカのバンドのせいか今までかかってなかったけど、間違いなく彼らはNew Wave。いいぞμra!その調子だ!と思ったらここでトラブル発生。なんと片方のターンテーブルが動かなくなる。意外と慌てないμra、いやサイモン。というのもこのB-52'sの曲は7分近くある長ーい曲だったのだ。でもおかげで次にかけようとしてた、トーマス・ドルビー先生はカット。誰か好きな人いた?いなくても来年雪辱予定なので1年お待ちください。だってμraの表情見てよ。レコード見つめる姿が哀愁漂ってない?

続くDJはμraさん。ダイアー・ストレイツの全米No.1ヒットに小林克也的アプローチが炸裂。ニューロマな衣装で身を固めるも、マーク・ノップラーよろしくリスト&ヘアバンドも忘れてない…ということは勿論ない。曲が進むにつれ、場内にお客さんが増えてきた。お初な顔あり、見知った顔あり。wedgeの空間に人が入ってくる様子は本当に嬉しい。毎年早くから遅くまで楽しんでくれてるばにおさん、今年もご来場ありがとうございます! そして百頭人さんも早い時間からのご参加で嬉しい! でも今回遅くまでいられなかったのは残念無念。百頭人さんはyumikoさん(去年EBM系でバーストしてくれた方☆)ともお知り合いだったようで、僕もyumikoさんとごあいさつ。

曲は再びネオアコ・モード、プリファブへと展開し、キュリオシティのヒット曲へ。う〜ん、緩めの洒落たグルーヴが1stセットちっく。でもってB-52'sでパーティ気分も忘れずに。…と、軽快かつスムーズに曲をつなぐはずだったのだが、突然!機材トラブル発生(したのがこの辺だったか?) なんとスタンバってる方のターンテーブルが動かなくなってしまったのだ。オーマイガッ! あれこれいじってみるがウンともスンとも言わない。結局店の人を呼んでターンテーブル交換で凌いだのでした。ふぅ〜。そんなこともあってなのか、μraさん1stは4曲でサクっと終了だったのでしょうか…。

yuukiさん&蓮華さんのお二人の顔も発見。今年もご来場ありがとうございます! 黒の衣装でバッチリきめた蓮華さんとは対照的にカジュアルなyuukiさん。まるで下北在住、買い物帰りにちょっと寄りました的風情(笑)が軽快で素敵だ。お二人ともAmabileさんからの再三に渡るCDRゲットせよ指令を見事実行してくれるなんてヒデキ感激です。その他、僕もスタッフの立場からいろんな方に声をかけたい気分だったので、まったく面識ない方(一人で座ってて声をかけやすかったので・笑)にも一言ごあいさつ。肝心のお名前を覚えられなかったのは失敗ですが、ネットで知って来てくれた白シャツに眼鏡の女性の方、フロアでもたくさん踊ってくれてありがとうございます!


REUの1曲目はファルコの起死回生のディスコ・ヒット「Wiener Blut」。ファルコってなぜか東京で5回中3回もかかってるよね。当然全て別の曲でしかも3回とも1stセット(笑)。これはある意味すごい。1回おきにかかってるので、次かかるのは2年後の1stセットで「Der Kommissar」しかない!次の曲はキングのデビューシングル「Love And Pride」。この曲もヒットしたよねー。ちょっとREUのカラーじゃない曲のような気もするから新鮮。しかしポール・キングのあの髪型はないよね。あの後ろ髪の重さはなんとかならないものか?←一応美容師

ちょっとREUっぽくない2曲が続いた後はホール&オーツ。ホントは「マンイーター」をかけようとしてたみたいだけど、いきなりかかったのは「プライベート・アイズ」だった。いやー、こっちのがいいぞ!当時ディスコでガンガンかかってた曲だもんね。ホール&オーツはSEA BATさんが好きなのでREUがかけてくれたのだ。当然暗黒サイケデリアのぼくも、曲に合わせて手拍子するよ。SEA BATさんに80's ROMANCEの必須小道具タンバリンを渡して、2人でタンバリンたたいたよ。けっこう楽しんでしまった(^^ゞ ゴメンナサイ(別にあやまることはないが)

次の曲はアメリカ勢連発でトーキング・ヘッズの「バーニング・ダウン・ザ・ハウス」。同じアメリカでもトーキング・ヘッズはNWだよ。この12インチ持ってないからほしいなー。ジャケもいいよね。REUのセットが始まる前くらいに、ネットを見て5、6人の集団が来てくれました。全員初参戦のようで、先着のCDプレゼントが目当てだったみたい。やっぱ先着CDは効果あったなー。リクエストのクラッシュやニューオーダーを聴かずして中盤くらいに帰ってしまったのが残念ですが、ご来場ありがとうございました。来年もぜひよろしくです。

曲はマッドネスの1stアルバムから「マイ・ガール」。このモノクロのジャケもいいよなー(これはおれのだ!)他にもっと有名で踊れる曲があるような気がするけど、そこはREUの世界だから。一応スカつなぎでREUの1stセット最後は、ギャズ・メイオール率いるトロージャンズ。日本でけっこう人気あったバンドだよね。でもやっぱりREUの世界のような気がする。なんでだ?

REUさんの1stタッチはファルコ。個人的にはやはりロック・ミー・アマデウスなしゃくりあげ声が印象深いけど、この曲相当カッコイイぞ。もう一度ジックリ聴いてみたい感動を覚える僕。続くキングは、個人的に自分のイベントでかけようかと迷ったバンド。でも僕が好きなのはアルバム曲だったのでシングル派のAmabileさん的には即却下(笑)。で、当然80's ROMANCEではヒット曲「Love & Pride」をスピン。

続くホール&オーツへはヒット曲つながり? New Waveイベントとはいえ、80'sを冠してる分こういったメジャー曲も挟まれるのだろう。まったく気の利く名古屋集団だ。

ソーシャル・ネットワーク・サービスとして話題の「mixi」という会員制ネットサービスがあるんですが(Amabileさん経由で僕も去年の秋に登録)、そこで知り合った方といろいろ交流ができつつ、7月のA04さんオーガナイズイベント「RETRONIC」(Project:ELEKTRAの特別版)にて初めてお会いしたhelixさんやはかせさんとは今回改めてごあいさつ。helixさんは早い時間からラストまで踊り倒してくれましたが、いや〜あの細い体のいったいどこにそんなスタミナがあるのか!? 僕も大いに見習わねば! はかせさんは独特なのけぞり系ダンスが特徴的で、僕も何の曲だったか忘れたけど一緒にクネクネ絡みついて対抗したら、ばにおさんにウケた。JEMMYさんつながりではDJ尊師さんを紹介してもらった。テクノやエレポップ方面がお好きだという割に随分お若くてビックリ。今後ともヨロシクです〜。その他mixi経由では、今回来られなかったakkieさんやハッチさんといった方もいらしたが、是非来年は一緒に踊れるのを楽しみにしてます!

アメリカ経由でトーキング・ヘッズへ展開し、マッドネス〜トロージャンズと、一昨年アンタッチャブルズをかけてたREUさんらしい選曲でシメ。


東京支部長かべさんのセット最初の曲はフレイジャー・コーラスの「Typical」。唯一4ADからリリースされたシングルのカップリング曲で、後に再録してシングルとしてリリース。かべさんはこの日のためにモッズ・テイストのシャツを購入。しかし今回はニューロマがテーマだったので、無理やりネクタイをさせてしまった。ゴメンねかべさん、でも似合ってましたよ!

次はサンディ・ショウによるスミスの1stシングルのカヴァー。スミスのメンバー全面参加でギターを弾いてるのはジョニー・マー!SEA BATさんはジャケットを手に取りチェック。絶対探そうと心に誓ったそうです。こういう曲の再評価ができるところも80's ROMANCEの魅力の1つ。80年代は星の数ほど名曲たくさんあるからね。DJ 尊師さんもフロアに登場。RETRONICの時勧誘に成功したお客さんの1人だ(笑)。

次はContaさんも大好きなオレンジ・ジュース。やっぱオレジは果汁100%がいいよね!曲は日本盤シングルもリリースされたヒット曲「Rip It Up」だったけど、ぼくとしては邦題が秀逸な(笑)「キ・ラ・メ・キ・トゥモロー」でもよかったかな。いや、このイベントでかかることに意義があるのだ。Contaさんもこの時ばかりはさくらではなく本心から踊ったことでしょう。もちろんぼくも踊ったよ。

次の曲からは早い時間帯でしかありえないB級パンク連発(A級なら中盤以降)いや、B級といってもそんなに有名じゃないというだけで、曲はすごくカッコイイんだよ。まずはスタージェッツですが、パワーポップ方面からも人気のバンド。Contaさんは仕事完全に忘れてバーストしてます。かべさんも珍しく(笑)両手をあげてフロアを煽ってます。パンクがかかってるように見えないのはなんでだ?次のパンクはヴァイパーズの「ターニング・ジャパニーズ」。この曲は日本盤シングルでリリースされてるし、印象的な中華風のイントロはけっこう耳にしたことある人も多いはず。

うおぉ!次はAngelic Upstartsの「Woman In Disguise」だ。この曲はぼくも大好きな曲で、毎年のようにB級パンクでこれかけたいぜリストに挙げてたのだ。この曲でぼくとContaさんはプチ一揆状態。最初エアギターしてたんだけど、考えてみればデュランで使うおもちゃのギターが2つあるじゃないか。ここでもContaさんにはベースの方を渡して(笑)、2人でツイン・ギターだ。サビのギターフレーズのところなんて、2人で完璧に演奏したよ。曲が終わったらhelixさんとかに拍手までしてもらっちゃった。ご声援ありがとう。B級パンクメドレー最後の曲はヴィック・ゴダート&ザ・サブウェイ・セクトのデビュー曲。サブウェイ・セクトは後にジョー・ボクサーズを結成することでもおなじみ。前の曲で暴れてしまってすでにこの時点で疲れてしまったぼくがそこにはいた。

B級パンクメドレーに続いてはパッツィちゃん率いる(別に率いてはいないか)エイス・ワンダーの「モンマルトの森」。ペット・ショップ・ボーイズが提供して自身でもレコーディングしてる曲ですね。7インチがディスプレイされてますが、これはRETRONICの時にぼくがかべさんにレンタルしておいたのさ。パッツィちゃんかわいいよー。好きだー(曲も)。次の曲はモーマスがネオアコからエレポップにシフト・チェンジした名曲「The Hairstyle Of Devil」だ。哀愁溢れるユーロ調の曲でニューオーダーやPSBを彷彿させる大好きな曲。もう泣きながら踊った。コンタクトで目が痛かっただけだ。

かべさん1stセット最後の曲はTMBGで「Don't Let's Start」。かべさんがじゅんちゃんのために用意してた曲。いつもじゅんちゃんはこんな早い時間には登場しないから2ndセットでかける予定だったんだけど、先着CD目当て(としか思えない)ですでに登場していたのだ。あ、JEMMYちゃん次ボルショイかけるからちょっと待っててね。しかしはかせさんとhelixさん、初参戦だったのに前半戦ずっと2トップ体制でがんばってくれたよなぁ。なんかすでに常連の風格さえ漂う。はかせの手の動きどうなってるんだ?かなり無理があると思うのだが。さあ、みんなでやってみよう、はかせダンス!幾何学的な手の動きがポイントです。

かべさんの1stセットは、透明感溢れるハウス寄りのポップスを聴かせるフレイジャー・コーラスからスタート。80'sでも中〜後半を得意とする、僕と同じくヤングなかべさんらしい選曲だ。

続くサンディ・ショウはスミスのカヴァーで、これまた「らしい」セレクト。今年で5年連続の皆勤を飾ってくれた80's ROMANCEの貴重な戦力SEA BATさん、6時帰宅という制約付きだったけど、今年も足を運んでくれて感謝! サンディ・ショウをグッド・インスピレーション☆な感じで聴き入ってくれた。

ネオアコ的なノリを受けて曲はオレンジ・ジュースへ。う〜んOJかかるとは思ってなかったな〜嬉しいっ。

そしてココからのかべさんがスゴかった。個人的には一揆に迫るテンションでバーストしかねない(笑)パンク/パワーポップ系をなんと4連発!スタージェッツ〜ヴィック・ゴダードまでまさに怒濤の攻撃。デュラン用にフロアの片隅に置いといたオモチャのギター(ベース)を早くもかき鳴らしまくる僕。ギャー!カッコだけでも気持ちいい〜と童心に返る二児の父。2005年夏。871さんもいたらきっと大盛り上がりだったことだろう。

しかしてヴェイパーズのチャイニーズ・ポップパンクなリズムはJEMMYさんをも唸らせたハズ。Oiパンク系だけどめちゃめちゃキャッチー大名曲アップスターツではAmabileさんと一緒にバースト☆ いや〜もう最高〜! 個人的に大好きな曲で燃え萌え〜♪ 後から考えると、おそらく今年の僕の一揆はこれで終了だったように思う(笑)。強いていえばヴィックはAmbitionがヨカッタな〜なんて感想は心の中にしまっておこう…ってきっちり書いてるけど。かべさんスイマセン(笑)。

曲はガラリと変わりエイス・ワンダーへ。パワーポップで疲れた僕は確かこの辺でドリンクバーに移動したのを覚えてる。その間にモーマスがかかってたのはちょっと残念だけど、バーの前ではyuukiさん、蓮華さん、じゅんさんたちとしばし歓談(したような)。祝☆来日、デュランTシャツで臨んでくれたじゅんさん、今年もご来場感謝です! とりあえずドリンク片手にリラックスですね…なんて思ってたら、あらら?ゼイ・マイト・ビー・ジャイアンツかかってるじゃないの〜!とハッパかけるも1stセットは座って聴きたいモードだったみたいなじゅんさんでした(笑)。


ジョンAmabileテイラーの1曲目はSEA BATさんリクエストで、80's ROMANCEの誕生日ソング、オルタード・イメージ「Happy Birthday」のかヴァー。この日は一応80's ROMANCE in TOKYOの誕生日でもあるからバッチリな1曲目だよね(1年に1回しかないから毎年誕生日なのだが)あまりにも高速なカヴァーでオリジナルのキュートさのかけらもないけどそれもまたいとをかし。続けては全宇宙のネオサイケデリアに送ったカメレオンズ。スティーヴ・リリー・ホワイトがプロデュースしたデビュー曲「In Shreds」!おお、撮ってほしかったジャケ写がちゃんとあったぞ。カメラマンのなおちゃんありがとー。SEA BATさん用の選曲でもあったんだけど、おそらく彼にとって今回の80's ROMANCEはこの曲で終わっていた(笑)。

かべさんのセットでじゅんちゃんの登場が早かったって書いたんだけど、もっと早かったのがゆうちゃん(皆勤!)と蓮華さん。これも先着CD効果ですねぇ。蓮華さんはコクトー・ツインズとか4ADも好きなんだけど、フロアに呼び込もうとしてかけた曲が4ADのスーパー・プロジェクト、This Mortal CoilとModern Englishのメドレーで「Gathering Dust」。MEのオリジナル曲なんだけど、元々TMCはこの曲をカヴァーするために結成されたんだよ。Voは4ADが誇る歌姫エリザベス嬢。スムーズにつなげたと思うんだけど、彼女らは満腹のため動けなかったらしい。気を取り直して次はボルショイの1stシングル「Sob Story」。イントロから若干おくれて(笑)JEMMYちゃんの雄叫びが聞こえてくる。そう、JEMMYちゃんのためだけにプレイしたんだよ。でもボルショイでも1番ダークで暗黒な(同じか?)曲なので、黒い軍団の方にもコソッとアピールしたつもり。

そしてついに東京初登場の通称「アンデス」。名古屋幻のNWディスコOZでは大人気だった曲。ホントは2ndセットくらいで使いたかったんだけど、東京では全然知名度ないもんなー(今回の配布CDに収録したよ!)とりあえずぼくはやっとこの曲を東京でプレイできてごきげんさ。TAK-Cは義理で踊るとして、SEA BATさんやはかせもなんとなく踊ってくれたのね。Contaさんはなんでしょうねー。Contaさんだけには事前に予習してもらってたので、きっとオリジナルの振り付けを考えてくれて、それをhelixさんに伝授してるところなんだ。時々理解できない動きをするダンサーズ東京支部長であった。

ここからNDW連発でまずはトリオの邦題「不思議な穴」。石野卓球もカヴァーしているハンマービート炸裂の名曲。続けてラインゴールドのドイツでのみのヒット曲(笑)「Fan Fan Fanatic」。この2曲はドイツ好きのYumikoさんを狙い撃ちしてみたいんだけど、ラインゴールドで見事命中したいみたい。やったぜ!でもこんなマイナーな曲でも関係なしに踊る人は踊るんだよね。helixさんとか最高です。

ドイツを連発した後はユーゴスラビアの雄ライバッハ。けっこうカヴァーの多いバンドなんだけど、今回はクイーンの「One Vision」のカヴァーにしてみました。クイーンのオリジナルが80's ROMANCE in TOKYOでかかることはまずありえないしね(名古屋は残念ながら(笑)ある)うーん、SEA BATさんを瞑想の世界に引きずり込んでしまったようだ。白い服の女性の方、前半ずっとフロアを盛り上げてくれてファッションも80年代風でステキでした。仲良くなりたいのでメールください(見てないだろうなぁ)

1stセット最後の曲はトーク・トーク1stアルバムから通算2枚目のシングル。哀愁感たっぷりに疾走するエレポップの名曲。このジャケは1stシングルの「Talk Talk」も収録したUS盤。あれ?ジャケが裏返しになってるじゃないか。誰かと思ったらContaさんだったのね。ジャケは手に取ってもらうために飾ってあるので、どんどんチェックしてくださいな。ぼくは完全に歌ってます。気持ちよさそうです。その横でTAK-Cはまたしても瞑想に...

Amabileさんの1stセットはSEA BATさんからのリク曲ウェディング・プレゼントによるクレアちゃんのカヴァーから。ポップな誕生日ソングが高速カッティングなアレンジで鳴り響く。やっぱこりゃあテンション高め、ギター必携でしょ〜SEA BATさん!ハイ、ギターギター!って感じに弾けたところでネオサイケの雄・カメレオンズ登場でJEMMYさん&Zodiacさんバースト!!…ってあれ?Zodiacさんいないや(笑)。んもうしょうがないなぁ〜、eijiさぁーーん!…ってこれまたいらっしゃらない(泣)。80's ROMANCEにおける重要なネオサイケ部隊が二人も欠員してしまった中、僕とJEMMYさんで盛り上げる!というか吠えるっ!でもSEA BATさんも好きなバンドだったのでヨカッタ。

続いては4AD、モダン・イングリッシュのカヴァーから本家へというAmabileさん得意のつなぎ攻撃が炸裂。いや〜こんな攻撃してたんですね、こうしてリスト見返して知りました(苦笑)。

でもってボルショイはここでかかったのね〜!Zodiacさぁーーーん!(だからいないっつーの) いやぁしかしこの曲でのJEMMYさんのリアクション、凄まじかったでつね! 僕も手を取り合い一緒に盛り上がりたかったけど、スイマセン、この曲持ってるのに全然聴いてなかったです(汗)。でも相当カッコ良かったなーこれは。Sunday Morning以外でも踊れるよう(笑)、ボルショイ勉強しまつ!

ニューロマな衣装に身を包んだ名古屋DJ陣は、汗をかくとメイクが落ちて男前が台無しだからNGだ、というAmabileさんの指令により前半は大人しくしてたようだが、通称「アンデス」と言われる名古屋での人気曲がかかると、おもむろにREUさんが笑顔で踊り始めたのが印象的だった。僕も以前Amabileさんに聴かせてもらったので知ってたが、12"の実物を見るのは初めて。裏ジャケの怪しいメンバー写真も含め、民族音楽的NW!? 実に変わった一枚だ。

そして曲はAmabileさんお得意のNDW方面へ展開。僕はこの辺全然わからないので速攻noricoさんを探しに行くも、ガーン!来てないじゃないか(笑)。

Amabileさん1stセットのラストはトーク・トーク。僕も好きなグループなのでちょっと踊りに力が入る。ジャケをしげしげ眺めつつ、メンバー写真が素敵だったので裏返して戻してみる。


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