80's ROMANCE in TOKYO Version 6 @ wedge

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真夏のNew Waveの祭典80's ROMANCE in TOKYOも今年でついに6年目=6回目。あくまでもベースが名古屋のイベントなのにホントにすごい!去年は5周年記念としてデュラン・デュランのニューロマ・ダンスの披露、さらに30分延長までして盛大にお祝いしたんだよね。でもじつは本当の5周年記念は今年だったのだ!(爆)。だって2年目に入る時が1周年だもんね。そしたらどう考えても6年目が5周年だよねー。じつは去年からわかっていたのだが、誤魔化したのだ!もみ消したのだ!

というわけで自分の中でじつは5周年だった80's ROMANCE in TOKYO Version6の序章だけど、いつもぼくのとなりでピッタリと寄り添うようにしていたパートナーのContaさんがいない!Contaさんは今年からダンサーズを卒業、DJとして正式に80's ROMANCEの一員になったわけだけど、DJするようになったらもうレポは書いてくれないのか? ひょっとして川へ洗濯に行ってるのか?そしたらぼくは山へ芝刈りに行かなければいけないのか!いや、なんか今年に入ってから仕事が猛烈に忙しいらしく、毎日残業の嵐でとても例年のようなレポを書く時間はないとのこと。寂しいけど今年は1人でレポを書いてみよう。ひとり上手、もしくはロンリーウルフ。

今年は心の中の5周年記念(笑)として盛り上げようといろいろ考えたよ。まずはやっぱり先着CDだよね。去年は30枚作ったんだけど、今年は競争率アップさせるためにあえて20枚。というか30枚ものCDを焼くのは老人には激務以外の何者でもない。前半の2時間に特集を組んだNitzer EbbとMUTEの音源が中心で、今年は少し内容変えた2種類のCD各10枚。それなりにレアな音源も入ってるので、もらった人はちゃんと聴いてくださいね。そういえば去年ものすごく苦労して作ったフリーペーパーは、まだみんな持ってるかな?あのフリぺはホントに大変だったから大事にしてもらいたい。

そして今年の余興は調子に乗って、またしても踊る中年!(笑) 今年のネタはデッド・オア・アライヴだー!曲は「I'll Save You All My Kisses」あの股間をゴシゴシするパフォ−マンスでおなじみの曲。今年は三浦が残念ながらお休みということで、ちょうどピート+ダンサー2人の3人だ!最初は3人でダンサーすればいいかなと思ったんだけど、せっかくだからおもいきってぼくがピート役をやることにしたよ。黒のストッキングにTバックかぁ。全然平気!(笑)

というわけで練習は当然お店(Amabile)でした。お店に来たことある人はわかると思うんだけど、ガラス張りなので外から丸見えなのだ。2階じゃなかったらさすがにゴシゴシなんてできなかったよ。披露するのはDOAの日本ライヴでのパフォーマンスの再現!去年のニューロマ・ダンスは相当苦労したんだけど、DOAの振り付け自体はけっこう簡単。平泳ぎ→背泳ぎ→クロールが基本なだけ。1時間くらいの練習でほぼ振り付けをマスター。とっても優秀なおれたち。自分で自分を褒めてあげたいです...と思ったんだけど、2回目の練習の時のREUの動きが変!なんかゴシゴシと足の動きが全くあってない!しかも足がなぜかすり足(爆)。徹底的に個人指導をしてどうにか違和感にない程度の動きに。

問題はようするにどこまで恥を捨てれるかということなんだよね。サングラスでもしてやればいいかなと思ったんだけど、REUとTAK-CはサングラスなしでOKということ。TAK-C曰く「問題はやるかやらないか」だそう(笑)。男だねぇ。惚れ...ないけど。どうでもいいけどTAK-Cってほとんどスキンヘッドだしゲイのバックダンサーにピッタリだよね。というわけでバックダンサーの下半身は黒のパンツ姿になることの了承を得ました。ホントはTバックにしてほしかったけど、さすがにそこまではTAK-Cに言えなかった。ちなみにREUは言えばTバックのパンツ買いそうな勢いがあった(爆)。そして上半身まで裸になるのは、3人のお腹の肉を見れば0.1秒で不可能であると判断されたのであった。

イベント当日は9時前にお店に集合して、1回練習してから9時に出発する予定だった。ほんの3日前に練習したばかりなのに、いきなり振り付けを間違えるREU(苦笑)。あー、REUが不安だー!あまりにも不安だったので、念のためもう1回練習することに。TAK-Cは意外とオーバーアクション(笑)。なんとかノーミスだったけどやっぱりREUの動きがぎこちなくて笑える。あー、もう完全に9時すぎた!もう時間がない!出発だ!車内にもDVDを持ち込んで細かい部分のチェック。ダメじゃん。肝心のREUは運転だから見れないじゃん。途中ちょっと渋滞に巻き込まれながらもなんとか2時15分頃無事下北に到着!

去年遅刻したお詫びか東京支部長のかべさんが今年は早い!早いといっても決して早漏なわけではない(と思う)毎年名古屋勢のために駐車場を確保しておいてくれる、気配りの男かべさんが2年ぶりの復活!しばらくして川へ洗濯に行っていたContaさんも洗濯物、いやレコードを持って登場!1年前から予約済みの超高級おしゃれらーめん屋「山頭火」へ。なぜか4年連続でこのお店なわけだけど、名古屋にもできてしまってなんのありがたみもない。どうせなら名古屋の「スガキヤ」を下北に作れ!絶対に流行る!間違いない!超高級おしゃれラーメン屋では1年ぶりに聖地に訪れた感動でゲロが、いや目から大量の涙が自然と流れ落ちる。ピートになるため用意したカラー・コンタクトを装着に失敗しただけだ。コンタクトつけるのって難しい。奥が深くてヒダが...(以下略)

腹ごしらえもしてWedgeに連絡してみるとまだお店の人が来ていない。それならレコファンだ。やった!レコファン大好きってこれじゃ毎年同じじゃないか。いや、今年も去年のニューロマ・ダンスの時みたいに1回はちゃんとWedgeで余興の練習してみたいぞ。レコファンには目もくれずWedgeに行ったらすでにロンゴーさんがいた(笑)。どこかで時間つぶしててもらって1年ぶりにWedgeに入ってみたらやっぱり意外とせまい。これはゴシゴシしながら動いたらコーナーで鋭く回り込まなきゃいけないなー。Contaさんが今年から80's ROMANCEでDJデビューということで、鬼気迫る表情でミキサーをいじくりまわしていたのだが、スタート15分くらい前にとにかく練習時間を確保。なんとか1回でバッチリ決まった。よし!本番もこの調子だ!問題は君だ!頼んだぞREU(笑)。

東京では4年連続同じハコということで、Wedgeは真夏のNWの聖地と言っていいでしょう。すっごいバタバタして開始が遅れた去年より少しは余裕あったかな。でもYさんもオープン前から来てくれてたし、先着CDもあるし、今年も入り口で何百人も並んでるのかなー。おもいっきり素人のイベントなのに、東京の80's ROMANCERは素晴らしいよ。去年はサマソニと同日だったせいか、4年連続で伸び続けていた集客が初めてダウンした80's ROMANCE in TOKYO。今年もサマソニと同日なんだけど、ホントに80's New Waveが好きな人が集まってくれればそれで幸せさ。なんてたって今年は前半戦にNITZER EBBとMUTEの特集もあるもんね!名古屋を出発してから6時間、80's ROMANCE in TOKYOが史上最高の動員数と盛り上がりを見せたその狂乱の一夜がスタートしたのであった。


今年のベストドレッサー賞はもちろんこの方!
Project: ELEKTRAのオーガナイザー&SoundMineのA04さんです。
日本の夏、下北の夏、暗黒の夏(笑)。
みんなA04さんに拍手!パチパチパチ♪

YouTubeで本物のPVを見よう!


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