The Chameleons Album

■ SCRIPT OF THE BRIDGE




アーティスト： The Chameleons
タイトル： Script of the Bridge
1. Don't Fall (2'00)
2. Here Today (4'36)
3. Monkeyland (5'15)
4. Second Skin (3'24)
5. Up The Down Escalator (4'13)
6. Less Than Human (4'10)
7. Pleasure And Pain (5'08)
8. Thursday's Child (3'32)
9. As High As You Can Go (3'33)
10. A Person Isn't Safe Anywhere These Days (5'40)
11. Paper Tigers (4'16)
12. View From A Hill (6'38)
'83 STATIK
Produced by THE CHAMELEONS and COLIN RICHARDSON

2ndシングル9、3rdシングル10の後にリリースされた記念すべき1stアルバム。1stシングル"In Shreds"のカップリングである6、2ndシングルから３曲、3rdシングルから２曲、4thシングルとなる5とカップリングの3と、ほとんど初期シングル編集盤ともいえる内容（6、7、9、11はシングルとヴァージョン違い）。オリジナルのUK盤にはポスターも付いており、インディ・チャートの上位に長期間ランクインしていました。素晴らしいジャケットのデザインはG担当のRegの手によるもので、３枚のオリジナル・アルバムは全て彼のものです。シンセはやや控えめですが美しいギター・サウンドが全編を支配しています。

■ WHAT DOES ANYTHING MEAN? BASICALLY




アーティスト： The Chameleons
タイトル： What Does Anything Mean?...
1. Silence, Sea And Sky (2'00)
2. Perfume Garden (4'36)
3. Intrigue In Tangiers (5'15)
4. Return Of The Roughnecks (3'24)
5. Singing Rule Britannia (While The Walls Close In) (4'13)
6. On The Beach (4'09)
7. Looking Inwardly (4'28)
8. One Flesh (4'27)
9. Home Is Where The Heart Is (4'52)
10. P.S. Goodbye (4'10)
'85 STATIK
Produced by THE CHAMELEONS and COLIN RICHARDSON

1stシングルの再発後にリリースされた2ndアルバム。このアルバムからは5、フランスで8がシングルカットされています。シンセを全編に導入したことによりサウンドの幅が大きく広がり楽曲の完成度も高い。シングルカットはされてませんが2は血沸き肉踊る大名曲で、美しいシンセ・ナンバー1からの流れは鳥肌が立つほど。なおアナログは豪華見開きスリーヴです。

■ STRANGE TIMES




アーティスト： The Chameleons
タイトル： Strange Times
1. Mad Jack (3'55)
2. Caution (7'46)
3. Tears (original) (5'05)
4. Soul In Isolation (7'28)
5. Swamp Thing (5'56)
6. Time/The End Of Time (5'41)
7. Seriocity (3'00)
8. In Answer (4'54)
9. Childhood (4'39)
10. I'll Remember (3'39)
'86 GEFFEN
Produced by DAVE M. ALLEN

レーベルを移籍し、メジャーからのシングル3の後にリリースされた3rdアルバム。オリジナルとしてはこれがラスト・アルバムになってしまいました。3はシングル・ヴァージョンとはかなりアレンジが異なるアコースティックなヴァージョンです。そのシングルの限定7インチ２枚組に収録されていた5が後にシングルカットされ、これがラスト・シングルということになります。もちろんアルバム全体のクォリティーも進化していて、叙情派ネオサイケの完成型を見せてくれたような気がします。初回アメリカ盤にはボーナスEPも付いており、その音源はCDのボーナス・トラックとして収録されています。
■ THE FAN AND THE BELLOWS




アーティスト： The Chameleons
タイトル： The Fan & the Bellows [BEST OF]
1. The Fan And The Bellows (3'29)
2. Nostalgia (5'15)
3. Less Than Human (4'35)
4. In Shreds (4'05)
5. Prisoners Of The Sun (4'20)
6. Nostalgia (7" Version) (3'50)
7. Turn To The Vices (3'52)
8. Love Is (3'58)
9. Every Day I'm Crucified (3'30)
10. Endlessly Falling (2'32)
11. Nathan's Phase (3'07)
'86 HYBRID
Produced by STEVE LILLYWHITE (1 2 3 4 6) THE CHAMELEONS (7 8 9 10 11) THE CHAMELEONS and COLIN RICHARDSON (5)

初期シングルと貴重なプロモ・カセットの音源などから編集されたコンピレーション・アルバム。スティーヴ・リリーホワイトのプロデュースである1stシングル4、とそのカップリングである2、3、6、そして何といってもカセットに収録のナンバーでアルバム・タイトルにもなった1が初めてレコード化された記念すべきアルバム。1と4が入ってるというだけで、このアルバムがオリジナル・アルバムを凌ぐ最高傑作と言ってもいい。
■ TRIPPING DOGS




アーティスト： The Chameleons
タイトル： Tripping Dogs

1. Singing Rule Britannia (5'33)
2. A Person Isn't Safe (5'29)
3. Here Today (5'39)
4. Pleasure And Pain (5'52)
5. Bobby Moore's Wine (3'44)
6. Less Than Human (4'01)
7. Thursdays Child (4'41)
8. In Answer (3'47)
9. Return Of The Roughnecks (3'39)
10. Second Skin (6'15)
11. One Flesh (4'59)
12. Home Is Where The Heart Is (5'29)
'90 GLASS PYRAMID

1985年からのリハーサルを集めたアルバム。95年に「FREE TRADE HALL REHEASAL」というタイトルで、ビートルズのカヴァー"Tomorrow Never Knows"を加え、リマスターされ再リリースされている。2、3、4、6、7、10が1stアルバムから、1、9、11、12が2ndアルバムから、8が3rdアルバムからで、5は後に歌詞を書き直し"Mad Jack"というタイトルで3rdアルバムに収録。

■ JOHN PEEL SESSIONS




アーティスト： The Chameleons
タイトル： Peel Sessions
1. The Fan & The Bellows (3'27)
2. Here Today (3'44)
3. Looking Inwardly (4'26)
4. Things I Wish I'd Said (5'06)
5. Don't Fall (3'52)
6. Nostalgia (3'30)
7. Second Skin (6'06)
8. Perfumed Garden (4'37)
9. Dust To Dust/Return Of The Roughnecks (3'26)
10. One Flesh (4'46)
11. Intrigue In Tangiers (4'13)
12. P.S. Goodbye (2'21)
'90 STRANGE FRUIT
Produced by TONY WILSON (1 2 3 4) BARRY ANDREWS (5 6 7 8) DALE GRIFFIN (9 10 11 12)

81年６月から84年５月までのピール・セッションをまとめた編集盤。躍動的な佳曲4が未発表曲と思われますが、聴きどころはなんといっても81年という結成当初に録音された超名曲1。初期らしく荒削りな演奏がたまりません。マンチェスター出身ということもあり、プロデュースを手がけたはなんとあのFactoryのトニー・ウィルソン。5から8までは元XTCのキーボード奏者バリー・アンドリュースがプロデュースしています。オリジナル・アルバムと聴き比べてみるのも面白いでしょう。
■ HERE TODAY...GONE TOMORROW




アーティスト： The Chameleons
タイトル： Here Today Gone Tomorrow
1. String Quartet 1 (1'47)
2. Home Is Where The Heart Is (5'18)
3. In Answer (4'07)
4. Bobby Moore's Wine (3'41)
5. Sally (5'27)
6. In Shreds (4'07)
7. Nathan's Phaze (3'05)
8. Up The Down Escalator (3'52)
9. On The Beach (3'24)
10. Dear Dead Days (4'38)
11. Things I Wish I'd Said (5'09)
12. String Quartet 2 (1'37)
'92 IMAGINARY

1〜5、12が85年７月、８月のピカデリー・ラジオ・セッション、7〜9が82年４月のキャピタル・ラジオ・セッション。6はシングルとはヴァージョン違いで、5が未発表曲、10は後に3rdアルバムに収録される"Soul In Isolation"であると思われます。B&VoのMarkと２人のギタリストは不動のメンバーですが、DrがJohn (1〜6、12）Martin (7〜9) Brian (10、11) となっています。4と8が緊張感のある素晴らしい演奏で光ってます。
■ LIVE IN TORONT
1. Swamp Thing (5'55)
2. A Person Isn't Safe Anywhere These Days (5'06)
3. Monkeyland (4'59)
4. Pleasure And Pain (4'18)
5. Singing Rule Britannia (While The Walls Close In) (4'16)
6. In Shreds (4'05)
7. Less Than Human (3'19)
8. Paradiso (4'33)
9. Home Is Where The Heart Is (5'20)
10. Soul In Isolation (6'59)
11. Second Skin (6'48)
12. Caution (9'21)
'92 IMAGINARY

1987年３月トロントのRPM CLUBでのラスト・ツアーの模様を収録したライヴ盤。録音状態が今ひとつなのが残念だけど内容はもちろん悪くない。6は圧倒的な迫力でスタジオ・ヴァージョンより出来がいいほど。その後メンバーはB＆VoのMarkとDrのJohnがSUN AND THE MOONS、RegとDaveの両ギタリストがREEGSに分裂しますが、言うまでもなく当時のような輝きはそこにはなかったです。
■ RETURN OF THE ROUGHNECKS: THE BEST OF CHAMELEONS UK



The Chameleons
Return of the Roughnecks: The Best of Chameleons

1. Silence, Sea and Sky
2. Swamp Thing
3. In Shreds
4. Home Is Where the Heart Is
5. Person Isn't Safe Anywhere These Days
6. Mad Jack
7. Don't Fall
8. Caution
9. Second Skin
10. Perfume Garden
11. Tears
12. Monkeyland
13. Nostalgia
14. View from A Hill
'97 DEAD DEAD GOOD

唯一の公式なベスト盤で、現行リリースは４曲入りボーナスCDが付いた２枚組。全シングル曲が収録されているわけではなく、超名曲"The Fan And The Bellows"も未収録なのがとても残念ですが、それでも珠玉の作品集であることに変わりはない。

Live at the Gallery Club [DVD] [Import]

2002年にリリースされたDVDです。画像提供は24noさんです。
この後も編集盤やライヴ盤が続々とリリースされています。解散後にこれだけ多数のアルバムがリリースされるということは、彼らがいかに愛されていたのかということを如実に物語っていますね。2000年には再結成され新作もリリースされてます。ここに紹介したアルバムはぼくの宝物として一生大切にしていきたいです。

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