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★JOY DIVISION & NEW ORDER NIGHT 7★
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■DJ:
Conta (80's ROMANCE)
OGAPPY
Katachi Cafe Master (カタチカフェ)

■Guest DJ:
100 heads (The Cure Night)

■□□ カタチカフェマスター【1st】
1. She's Lost Control from The String Quartet Tribute To New Order And Joy Division ('03)
2. Marquee Moon / KRONOS QUARTET ('90)
3. Pocket Calculater / THE BALANESCU QUARTET ('92)
4. The Unforgiven (Live) / APOCALYPTICA ('98)
5. Regret from The String Quartet Tribute To New Order And Joy Division ('03)
弦楽四重奏によるロックのカバー(むしろ変奏か)特集です。1と5はそのような企画がシリーズで展開されていて、他にキュアーやU2なども。2のクロノス・カルテットは現代音楽演奏のパイオニアとして有名。その守備範囲は広く、テリー・ライリーの難曲を演奏したかとおもえば、アフリカの作曲家をとりあげ、ジャズやブルース、タンゴにまで及びます。ここではテレビジョン! 3のバラネスク・カルテットはクラフトワークを何曲かやっていて、これはなぜかボーカル入りです。他にYMOのカバー集も出してます。なにやらセニョール・ココナッツのような指向ですね。4はチェロの四重奏によるメタリカ。当初は音大生による余興だったようですが、評判を呼び、ついには本家の前座をつとめるまでに。ライブだとお客さんがボーカル部分を合唱。きっと一体感あるんでしょうね〜。
■□□ OGAPPY【1st】
1. ICB / New Order ['81]
2. Feel This Love / The Other Two ['93]
3. Vanishing Point [Instrumental Making Out Mix] / New Order ['89]
4. Brutal / New Order ['00]
1. from the Album "Movement"
2. from the Album "The Other Two & You"
3. from "Round & Round" 12inch
4. from the Motion Picture "The Beach" Original Soundtrack
■□□ Conta【1st】
1. From Safety To Where…? / Joy Division ('79)
2. Chosen Time / New Order ('81)
3. World (Live at Starplex Amphitheatre, Dallas, 21st July 1993) / New Order ('93)
4. Love Less / New Order ('89)
5. Try All You Want / Electronic ('91)
序盤なのであまりアゲずに、でもイイ感じに、というイメージで。
【1】デビューアルバム発表後にリリースされたFast Productというレーベルからの12インチ『Earcom2』に収録されたナンバー。イベント直前にオリジナル盤が買えた記念に(笑)。この12インチは3バンドが2曲ずつカップリングされたスプリット盤で、JDの他にThursdays、Basczaxというバンドが収録されてます。が他のは全然わからない…。JDはこの"From Safety To Where…?"と"Auto-Suggestion"を収録。どちらも編集盤『Substance』のCDで聴けます。ちなみに細かいけどCDでは表記が"From Safety To Where"ですが、12インチでは"From Safety To Where…?"となっているのでそちらに従いました。
【2】デビューアルバム『Movement』収録曲。NOの1stはJDから再出発したばかりで混沌としていて一番地味ですが、この曲は後のダンスサウンドへのアプローチの片鱗を覗かせるクールな曲。5月26日に渋谷のタワレコで行われたNOトークショーの中での質問「ピーター・サヴィルのアートワークでお気に入りは?」にフィル・カニンガムが挙げていたのが『Movement』でした。今回の僕のセットにはそのときのメンバー5人が回答したアルバムからの曲を盛り込んでいるのが自分なりの来日記念的こだわりです(笑)
【3】そのトークイベントでジリアンが回答したのがボックスCDの『Retro』でしたが、その中のDisc4(Primal Screamのボビーがセレクトしたライヴ集)から。バーニーお得意のファウッ!という掛け声も聴けます(笑)
【4】でもってそのトークイベントでトム・チャップマンが回答していた『Technique』より。イントロのバーニーの咳払いもカットしないでちゃんと再生。でも一瞬ちょっと間が空くので僕も咳払いしてみたら笑ってくれた方どうもありがとう♪w
【5】NOのバーニー&スミスのジョニー・マーという考えてみたらものすごい顔合わせのユニットであるElectronicですが、ばにおさんから「エレクトロ肉多めで」とのオーダーを頂戴したため今回僕は自分の全セットに1曲ずつ投入。まずは1stアルバム『Electronic』からのアルバム曲を。LILITHさんからのリクエスト曲でもありました。
★☆ 100heads【1st】
1. New Dawn Fades / Moby ('02) (cover of JD)
2. Isolation / Joy Division ('80)
3. Your Silent Face / New Order ('83)
4. Touched By The Hand Of God / New Order ('87)
5. 60 Miles An Hour / New Order ('01)
6. Cemetry Gates / The Smiths ('86)
7. Krafty / New Order ('05)
■■□ カタチカフェマスター【2nd】
1. National Pastime / THE STOCKHOLM MONSTERS ('84)
2. Movin'On / THE OTHER TWO ('93)
3. Shine Like The Sun / BAD LIEUTENANT ('09)
4. Forbidden City / ELECTRONIC ('96)
5. State Of Shock / REVENGE ('92)
6. Singularity (Extended Mix) / NEW ORDER ('16)
7. Cold War / TRANS AM ('02)
選曲が毎回変化球多用の私ですが今回はオーソドックスにしました(笑)。JD&NOナイトにいらっしゃっていただいた方々には特に説明の必要のないラインナップかと。とはいえ7のトランズ・アムについては少し解説をば。いわゆる音響派をはじめとする先端的アーティストを多数擁するレーベル、スリル・ジョッキーにおける異端児的存在で、人力テクノなどとも呼ばれるインストゥルメンタル・バンドだったのですが、いまや歌ものもあります。その音楽スタイルは、テクノ、ジャズ、ジャーマン・ロック、ドラムンベース、ハードロックなど多様な要素がそれほど“融合されずに”併存しているとでももうしましょうか。よって曲ごとに様相が異なります。で、これはなんとなくニュー・オーダーライク(?)。
■■□ OGAPPY【2nd】
1. I'll Stay With You / New Order ['13]
2. Restless [Single Version] / New Order ['15]
3. I've Got A Feeling [Album Version] / Monaco ['00]
4. Twisted Tenderness [Guitar/Vocal Mix] / Electronic ['99]
5. Miracle Cure [Radio Mix] / Blank & Jones With Bernard Sumner ['08]
6. Shadowplay / The Killers ['07] (cover of JD)
7. The Perfect Kiss [12" Version] / New Order ['85]
1. from the Album "Lost Sirens"
2. from "Restless" CDSingle
3. from the Album "Monaco"
4. from the Album "Electronic" Special Edition
5. from "Miracle Cure" CDSingle
6. from the Motion Picture "Control" Original Soundtrack
7. from "The Perfect Kiss" 12inch
■■□ Conta【2nd】
1. Chemical / New Order ('93)
2. When She's Gone / Electronic ('99)
3. Nothing But A Fool / New Order ('15)
4. Girl Afraid / The Smiths ('84)
5. Sound And Vision (808 'lectric Blue Remix Instrumental) ('91)〜Sound And Vision ('77) / David Bowie
6. Temptation / Jeremy Warmsley ('08) (cover of NO)
7. Shadowplay / Joy Division ('79)
【1】直前のOGAPPYセットのラストでかかった"The Perfect Kiss"の盛り上がりを受けて、NOのアルバム曲を。いや〜この曲はシングル級にカッコ良くてノリの良い名曲だと思います!大好き。ブースには『Republic』のアナログ盤をディスプレイしたけど残念ながらオリジナルではなく再発盤…。オリジナルはちょっとまだ手が出せてませんw
【2】3rdアルバム『Twisted Tenderness』収録曲。この曲もシングル並みのキャッチーさを備えた曲ですよね。
【3】今のところの最新作『Music Complete』から。今回は最低1人1曲は新作からかける、というのをルールにしてみました。他の人が踊れる曲を選んでいたので、僕はここではどちらかというと聴かせるタイプの曲をセレクト。フロアの流れを少しクールダウンさせる意味もこめつつ。それにしてもこの曲、ジワジワと盛り上がっていきながらサビでサーッと視界が開けていくような展開が最高だと思います。
【4】スミスはやはりJD/NOナイトには欠かせないですよね。名曲が多いのでどれをいくかが悩みどころですが、今回は"Heaven Knows I'm Miserable Now"の12インチB面に収録のこの曲を。編集盤『Hatful Of Hollow』にも収録されてますが、帯付きの日本盤はLILITHさんからの戴きもの。その節はありがとうございました(敬礼)。そしてここではHatful Of Hollow柄のスミスTシャツにお着替えw スミス〜モリッシーがお好きなソウマさん、かいなってぃーさん、シャロウさんと盛り上がれて非常に嬉しかったです。
【5】ボウイ愛がそれほど高くなかった僕だけど(汗)、逝去後はボウイを聴きまくって改めてその音楽の素晴らしさに感動。今までもJD/NOナイトでボウイはかけたのですが、今回はやはり追悼の意味をこめて必須と思いました。どの曲にするか色々と考えた末、Joy Division前身バンド名の由来にもなった"Warszawa"が収められた『Low』収録曲で、後に808 Stateと絡んだシングルがやはり最適なのではないかと。ただこの808のリミックス、リズムが強化されてはいるもののそれほど突き抜けた感じがなくて、どう使おうか正直ちょっと迷いました。オリジナルも当然かけたかったから、どこかで切り替えが必要なんだけどそのポイントがうまく絞れず…。そのあたり直前まで散々迷い、で迷った末に、ここはあえてインストを使おう!と。リミックスはリズムの雰囲気だけを楽しんでもらい、後半部分でオリジナルに切り替えてボウイの声をしっかり楽しんでもらおうと思ったんです。ピッチ調整の精度はともかく、このボウイのインスト〜オリジナルへの展開が自分の今回の最大の山場でした(笑)
【6】05年デビューのシンガーソングライターによるNOのカヴァー。80's ROMANCE Music Disc Guideのシングルレビュー(P833)で僕が書かせてもらったんですが、やはりこれは素晴らしいカヴァーです。というのを少しでも伝えたくてロマンス本も一緒にブース前にディスプレイ。しかし本がやっぱり…重いw
【7】JDもこのセットに1曲は入れたかったのですが、今回はこの曲に。そしてTシャツは当然Unknown Pleasures柄にチェンジ。ナガレさんに「今日Shadowplayいつかかるの?」なんて言われたので、セットに入れてきて良かったぁ〜と思いながらw「2ndセットの最後のほうで!」とドヤる僕。でもってかけたときはジャケを片手にフロアで撮影会ww ソウマさんも加わっていただき感謝です!アンノウン三銃士的なショット〜♪ナガレさんの波形がデカい!負けたw
★★ 100heads【2nd】
1. Domino Dancing / Pet Shop Boys ('88)
2. Turn / New Order ('05)
3. Digital / Joy Divison ('79)
4. Tutti Frutti / New Order ('15)
5. Daddy Cool / Placebo ('03) (cover of Boney M)
6. People On The High Line / New Order ('15)
7. 586 (Live at Bestival) / New Order ('12)
8. The Walk / The Cure ('83)
9. Crystal / New Order ('01)
■■■ カタチカフェマスター【3rd】
1. Isolation / DIE KRUPPS ('92) (cover of JD)
2. T.V. Eye / THE STOOGES ('70)
3. Interzone / JOY DIVISION ('79)
4. Ice Age / JOY DIVISION ('81)
5. Two People In A Room / WIRE ('79)
6. Computerstaat / ABWARTS ('80)
7. Natural's Not In It / GANG OF FOUR ('79)
8. Change / KILLING JOKE ('80)
9. Heaven Up Here / ECHO AND THE BUNNYMEN ('81)
10. Ever Fallen In Love ? / BUZZCOCKS ('78)
11. Chelsea Girl / RIDE ('89)
12. Way Of Life / NEW ORDER ('86)
13. Elephant Stone / THE STONE ROSES ('88)
詳しくは『80's ロマンス』のディスクガイドをご参照下さい♪ 6について補足するとアインシュトゥルツェンデ・ノイバウテンのFM・アインハイトがいたパンクバンドです。
■■■ OGAPPY【3rd】
1. Atmosphere / Joy Division ['80]
2. What Do You Want From Me? [Album Version] / Monaco ['97]
3. Regret / New Order ['93]
4. 1963 / New Order ['87]
5. No Love Lost / Joy Division ['78]
6. Disappointed [Stephen Hague 7" Version] / Electronic ['92]
7. Unlearn This Hatred / New Order ['15]
8. Temptation [1998 Version] / New Order ['98]
9. Ceremony [7" Version] / New Order ['81]
1. from "Atmosphere" 1988 Reissue CDSingle
2. from the Album "Music For Pleasure"
3. from "Regret" CDSingle
4. from the "Singles"
5. from "+−Singles"
6. from "Disappointed" CDSingle
7. from the Album "Music Complete"
8. from the Box CD "Retro" Bonus Disc5
9. from the "Singles"
■■■ Conta【3rd】
1. Twenty Four Hours / Joy Division ('80)
2. Happy Jack / Monaco ('97)
3. Super Highways (Single Edit) / Other Two ('99)
4. Late At Night / Electronic ('99)
5. Sub-Culture (Album Version) / New Order ('85)
6. Shellshock (7" Version) / New Order ('86)
7. Leave Me Alone / New Order ('83)
8. Academic / New Order ('15)
この最後のセットは、JD/NOに焦点を絞ったセットにしてみました。つまりバンド本体+サイドプロジェクトで固めるということで、大ネタじゃない曲もあえて入れてるのがミソでしょうか。この後のB2Bで盛り上がる曲が続くので少し抑える意味もありましたが。
【1】「ピーター・サヴィルのアートワークでのお気に入り」を答えるタワレコのトークイベントでバーニーが挙げていたのがJDの『Closer』でした。ということでそのアルバムからの曲を。ちなみにこの曲は、去年の80's ROMANCEでリクエストを受けつつもボタンの押し間違えでかけられなかったリベンジでもありw JDが好きな光太郎さんのお母さんに捧ぐ。
【2】NO本体へいく前にサイドプロジェクトを続けます。まずはフッキー。ほんとはRevengeも合わせていきたいくらいだったけど、今の世間の評判を踏まえるとまあ1曲でいいのかなと…。選んだのはMonacoの1stアルバム『Music For Pleasure』収録の切ないアルバム曲。もう、泣き泣きなベース炸裂で参ります。かけながら自分が泣きそうでしたよ。ははは…。
【3】スティーヴン&ジリアン夫妻によるユニットの2ndアルバム『Super Highways』からのシングル。今回Other Twoは個人的にかなり再評価しました。特に2ndアルバムはあまり聴いてなかったのを反省。ジリアンのヴォーカルがとても軽やかで本当に素敵なポップソングが詰まったアルバムです。ちなみにアルバムではThe Other Twoの表記だけど、シングルではOther TwoとTheが取れてます(←ものすごく細かい補足)
【4】3rdアルバム『Twisted Tenderness』からのシングル。この曲は確か京子ちゃんが好きだと言っていたので、来てくれるまで温存していた1曲。で今回遂に一緒に楽しめて嬉しかった〜。しかしエレクトロニックは本当に名曲が多いですね。
【5】「ピーター・サヴィルのアートワークでのお気に入り」を答えるタワレコのトークイベントでスティーヴンが挙げていたのが3rdアルバムの『Low-Life』でした。まあ当然ですよね(笑)。そこからのシングルを、やはりアルバムver.で。
【6】後半みんなで盛り上がってもらうべく彼らの代表曲を続けます。まさにアブラが乗っていた黄金期のシングルの1つで、映画『プリティ・イン・ピンク』サントラからのシングルカット。
【7】で、また少しクールダウン(笑)。2ndアルバム『Power, Corruption & Lies (権力の美学)』ラストを飾る曲。こういうミディアムテンポのアルバム曲を後半にかけるのも、今回のこだわりといえばそうだったかもしれません。今年のGWに渋谷ロックのこころでやったボウイナイトで知り合ったよしこさんが来てくれたらかけようと思っていた曲でもあります。
【8】このセットの締めは、これからのNOに目を向けるという意味をこめて新作からの曲を。いつもJD/NOナイトを楽しみにしてくれているkazu-chanさんがお好きな曲だったこともあり、今回は迷わずこれにしてみました。

◆Back to Back◆
100heads
Here To Stay (Full Length Vocal) / New Order ('02)

カタチカフェマスター
World In Motion / NEW ORDER ('90)

OGAPPY
Love Will Tear Us Apart / Joy Division ['80]

Conta
1. True Faith (12" Version) / New Order ('87)
2. Blue Monday / New Order ('83)

◆ending◆
Decades / Joy Division ('80)

■ OGAPPY【B2B】
from "+−Singles"

■Conta 【B2B】
【1】実はこの曲は今回かける予定じゃなかったのですが、時間が巻いたためかけることに。え?なぜこんな代表曲をかける予定じゃなかったのかって? そ、それは… 今回もう1曲かかってない代表曲があるんですが、それは今回かけられないことになっていて(泣)、それをカモフラージュするためにあえてこの曲もやめておこうか?という涙ぐましい選曲会議がありまして。。。
【2】ラストはやはりこの曲に。来日記念の意味合いもこめつつ、日本盤の帯付き12インチをスピン。しかし改めてこの帯を見ると、歌詞が載ってるんですね〜と驚いたり。そしてメンバーの日本語表記。ジリアンは当初ギリアンと表記されてて僕もそちらのほうが馴染みがあるんですけどまあそれは置いといて、フッキーのところ。「ピーター・フック(ヴォーカル、ベース)」となってますね。そしてバーニーの表記が「バーナード・サムナー(ギター)」となってる。こんな誤植があったとは…。

■ending
日本での単独公演後、NOはオーストラリアのシドニーでライ ヴをしたけど、そこではこの曲を演奏していました。日本ではやら なかったけど、そのDecadesがJD/NO7のエンディングです。

JD/NO Night7へ遊びに来ていただいた皆さん、本当にありがとうご ざいました。
次回2018年のJD/NO8でまたお会いできたら嬉しいです!

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