Conta (80's ROMANCE) OGAPPY Katachi Cafe Master (カタチカフェ) chicchi (Lazyperfection/bluestars night) |
■□□ カタチマスター【1st】 |
■□□【1st】 ニュー・オーダーのこのリミックス曲の中近東っぽい印象を起点としてセットを構成しました。毎回第一セット担当なので、実験的(?)なことさせてもらってます。で、キャブス史上最も怪しいトラックをかけてしまいました。 |
■□□ OGAPPY【1st】 |
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■□□ Conta【1st】 |
【1】ノルウェーの女性vo.エレクトロ系グループによるカヴァー。Original
Mixというストレートなネーミングだけど踊れるカヴァーではなく、しっとりアコギ&緩めの打ち込みで聴かせるアレンジ。序盤にピッタリだなと思いセレクト。
【2】ジリアン&スティーヴン夫妻によるユニットの2ndシングル。ジリアンって本当に透明感のある素敵な声をしてますよね。このシングルのジャケは何だかSwing Out Sisterみたいでそれもまた一興。是非また復活して欲しいユニットです。 【3】遂にバンドを去ってしまい、現在JD/NOの遺産でライヴを続けまくるNOサウンドのキーパーソン、フッキー。遺産ライヴをいつまで続けるのか不明だけど、本人の気が済むまではやるのでしょう…。それはともかく。前回のJD/NOナイトでは新生NOが始動したばかりだったこともありフッキー関連は少なめにしていたんですが、今回はまた方向性を変え(戻し?)てフッキーにも焦点を当てた感じにしました。彼のプロジェクトとしては最高峰だと思うMonacoの1stアルバム『Music For Pleasure』収録曲をシングルヴァージョンで。 【4】今年になってアナログでリリースされた'80年1月11日のオランダ・アムステルダムParadiso Clubでのライヴ音源より。このLP盤のジャケには、有名なKevin CumminsによるLove Will Tear Us ApartのMV撮影の1シーンがあしらわれているんですが、今回JD/NOナイトのフライヤーにも使わせてもらった画像なので、是非このライヴ盤からかけたいと思いセレクトしました。 【5】そして1stセットの最後はアゲます(笑)。常連である光太郎さんのJD好きお母さんからのリクエスト。バーニーの荒々しいギターが炸裂するデビューEP "An Ideal For Living" 収録の疾走パンクナンバー。 |
★☆ chicchi【1st】 |
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■■□ カタチマスター【2nd】 |
■■□【2nd】 引っ越したさきのお隣さんが偶然にもゴス好きという奇跡(?)があり、ご来場いただいたので、このようなセットとなりました。とはいえみんなけっこう好きですよね。パラダイス・ロストによるシスターズのカバーはちょっとしたハズシです(笑)。 |
■■□ OGAPPY【2nd】 |
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■■□ Conta【2nd】 |
【1】毎回JD/NOナイトを楽しみにしてくれているkazu-chanさんの好きな曲で6枚目のアルバム『Republic』に収録。特にリクエストされたわけではないけど、NO特集ならではだし、かけてみたい1曲でした。しかし何とこの曲が選曲段階でOGAPPYと被る(笑)。彼もこの曲をかけようとしたんだけど譲ってもらった次第です。
【2】今見るとバーニーに対してバリバリ宣戦布告したように見えるユニット名だけど、当時は何とも思わなかったなぁ(汗)。フッキーのワイルドな志向性が反映された最初のユニットRevengeが残した唯一のアルバム『One True Passion』より。 【3】言わずと知れたEcho & The Bunnymenのフロントマンであるマック。1stソロアルバム『Candleland』収録曲のシングルヴァージョン。この曲はメロディもアレンジもまるでNew Orderなので今回のイベントにも違和感ないですよね。バニーメン好きな光太郎さんが好きなのは勿論のこと、今回Me Me Meさんも来ていただけることがわかったので完全に当確。Meさんは'17年4月、あの伝説のマック新宿ソロ公演ドタキャン事件に遭われてしまった方です…(僕もですが) 【4】ドイツのDJ Westbamが'13年にバーニーと共演した曲のリミックス。原曲もダンサブルなエレクトロでカッコ良いけど、翌年にMark Reederが何人かのアーティスト+自身のバンドのリミックスを集めてリリースしたアルバム『Collaborator』収録のこのヴァージョンが断然フロアユースでさらにカッコ良い仕上がりです。Mark Reederという人はマンチェスター出身のミュージシャン兼プロデューサーで、かつてはパンクバンドFrantic Elevators(Simply Red前身)のごく初期に在籍した後、西ドイツへ移住。ドイツでファクトリー所属バンドの宣伝などに協力したり、Shark Vegasというバンドでは80年代にNew Orderと一緒にツアーを回ったこともあり、バーニーがShark Vegasのシングルをリミックスするなど親交がある人物。…ということを知ったかぶって書いてしまったけどすいません、この日記書きながら調べて初めて知りました(笑) 【5】80年代末期のイギリスはアシッドハウス全盛の2nd Summer Of Loveの流行とともに享楽的に膨れ上がるわけですが、5枚目のアルバム『Technique』はまさにそんな時代に産み落とされた一枚。WestBamのバーニーコラボ曲がダンサブルなので、その流れをキープするイメージでこの時代のNO曲を。踊れる意味ではFine Timeが代表的だけど、ちょっと変えてみようと思ってRound & Roundにしてみました。踊れるだけじゃなく、どこかメロディに切なさがあるのがNOの特徴ですよね。 【6】4枚目のアルバム『Brotherhood』収録曲。リリスさんからのリクエストですが、アブラが乗ったこの時期のNOはアルバム曲も本当に名曲揃いなんですよね。冒頭のParadise〜どれもフロアで楽しめる素晴らしい曲ばかりだと思います。ラストのEvery Little Countsはエンディングっぽいのでエンディングに採用ですが(笑) 【7】ばにおさんからは「エレクトロニック多めで」とのご要望を毎回いただいて感謝なんですが(笑)、僕は今回1曲しかスピンできませんでしたゴメンなさい。でもその代わりOGAPPYがいってくれるので任せることに。ということで、僕が提供させていただいたお肉wはJD/NOナイト初スピンのVivid。ロック寄りになった3rdアルバム『Twisted Tenderness』収録曲をシングルエディットでお届けしました。 |
★★ chicchi【2nd】 |
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■■■ カタチマスター【3rd】 |
■■■【3rd】 原点回帰で12インチを。その無駄に長い感じ(?)を楽しんでいただけたら幸いでしたが。ディヴァインをデッド・オア・アライヴの次にかけたのはちょっとしたハズシです(笑)。 |
■■■ OGAPPY【3rd】 |
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■■■ Conta【3rd】 |
【1】Factoryから初めてリリースされた7インチ"Factory
Sample"にJoy DivisionやCabaret Voltaireらとともに収録された彼ら。これはベルギーのブリュッセルに拠点を置くFactory
Beneluxからリリースされた、ほぼ実質的なデビューシングル"Lips That Would Kiss"B面曲。プロデュースはJDの仕事でお馴染みのMartin
Hannet。A面のLips〜はJD/NO4でかけているので、今回はB面曲にしてみました。chrisさんには勿論アピールしつつ、ヴィニ・ライリーの幻想的で繊細なギターの音色は、終盤の時間帯にこそあえてじっくりと鳴らしたい気持ちがありました。
【2】そしてさらにクールダウンすべく、ジョージ・マイケルのNOカヴァー。この深い時間帯に踊れない曲を2曲続けるのはある意味チャレンジだったけど(笑)、でもこの後アゲるためにはチルアウトタイムが必要だろうと判断。かつてテレビのトーク番組でモリッシーと一緒に出演した際にJDのアルバム"Closer"が好きだと語っていたこともあるジョージ。彼のやっている音楽性からはあまり接点が感じられないけど、イギリスの若者にとってパンク〜NWがいかに大きかったのかを気付かされた気もしました。そしてその何十年か後に、True Faithをカヴァーしたのは嬉しかった。ただこれがどこか物悲しさすら漂うバラードな仕上がり。できれば思いきりディスコなアレンジで聴きたかったんだけど…。まあそれはともかく、そんなNOとの接点になった曲を、Gマイケル没後初めて開催する今回のJD/NOナイトで追悼の意味をこめてかけたかったのでした。 【3】で、やっぱりここはベタに展開したほうがいいでしょう、との気持ちで本家へ。尺の関係で7インチver.になったけど、ここからアゲていくイメージでした。そしてここではJD-Tの下に事前に重ね着して見えないようにしていたTrue Faith-Tをババーン!と見せるというTシャツ芸も披露w しかもブースの中にあったブロックを拝借して踏み台も設置。できるだけみんなに見てもらいやすくしましたww 【4】Haciendaでの狂乱の時代を一緒にくぐり抜けてきたマンデーズはやはりJD/NOナイトで鳴らすべきバンドの1つであるのは間違いないですよね。その後のマッドチェスターを予感するタイトルであり、映画にもなった、ファンキーでノリノリなこのシングルを。 【5】このセットのテーマは「マンチェ」と「追悼」でした。インスパはドラマーのCraig Gillが'16年11月に、そしてこの曲でコラボしたMark E. Smithは今年1月に他界してしまいました。RIP 【6】マンチェシーンの裏番長的な存在といっていいでしょう、The Fallのマーク・E・スミス。我が道をゆく辛辣な物言いと衰えない多作ぶりが他の追随を許さない感じだったけど、癌には勝てなかった…。合掌。キャリアや見た目の印象?などから年齢はバーニーの上かと思っていたんだけど、実はバーニーの1つ下だったのが個人的にはちょっと意外でした。この曲はとにかく突っ走ってて問答無用のカッコ良さ! 【7】バーニーとジョニー・マーによる夢のようなユニット=Electronicを考えると、当然スミスはかかるべきですよね。ということで僕のラストセットでは、去年12インチ&ピクチャー7インチでシングル盤としてリイシューされたスミスの大名曲を。モリッシーナイトのソウマさんやkazooさん&常連の皆さんに大アピールするつもりで渾身のスピン!(インスパからここまでの流れは僕自身全力でやったのでかなり疲れたw) 【8】マンチェシーンを追悼しつつ振り返った後は本家NOへ。この曲はやっぱり外せないですよね。永遠に色褪せない高揚感あふれるメロディが流れ、フロアにいるみんなと両手を挙げながら盛り上がればそこはもう最高にハッピーな空間に。 【9】セット終盤では少し抑えるイメージに。聴かせる名曲を挟むべく、百頭人さんからのリクエストを。'16年の来日ステージで披露されたバーニーのピアニカ演奏が思い出されてホッコリするなぁ。 【10】このセット最後はJDで締めます。フランスのレーベルSordide Sentimentalから1578枚限定でリリースされた7インチ"Licht Und Blindheit"に収録されたDead Souls(A面はAtmosphere)を。AtmosphereのMVに登場するような修道士が山岳地帯に一人佇むイラストが見開きで描かれた印象的なスリーヴですが、Discogsの画像には限定のコピーNo.が記載されてるんだけど、僕のにはそれがないのでオリジナルかどうかが少し怪しいです。でも印刷はすごく綺麗だし、7インチもちゃんと聴けます。ちなみにこのジャケをブース前に出したら「これ持ってるー!」と叫んだのがボーダーのサイトウさん。流石です〜。 |
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【B2B】 JD/NO8へ遊びに来ていただいた皆さん、本当にありがとうございました! |
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