80's ROMANCE in TOKYO Version3 @ wedge

PART 3

去年に続いてのスペシャル・ゲストDJ、ROCKSHOPのSAKUMAさんの登場です。もうこの勢いは誰にも止められません。レモンヘッズをはさんで、ピストルズのギターフレーズを流用したジャムのデビューシングルへ。この時期のジャムは間違いなくパンクでした。というわけでぼくもついに一揆に参加(笑)。Contaさんの鬼気迫る表情も凄まじい。次のリッチキッズもシングルカットはされてないけどもちろん1stアルバムには収録されている名曲。いやぁ、もうパンク最高!

そして待ちに待った(ぼくとContaさんだけ)35 Summersだ。ROCKSHOPさん主催のレーベルexcellent.からついにCD化もされた、マンチェとギターポップをつなぐ超名曲。90年代の曲なので自分としては東京でかけづらい1曲だけにうれしかったな。思わずイントロで叫んでしまいました。めちゃくちゃ踊ろうと思ったけど、なんかパンクのダメージで思うように体が動かない(苦笑)。たた2、3曲バーストしただけでこれだもんもう歳ですね。

うーん、ぼくは意味不明な踊りをしてますねぇ(笑)。新宿カレントのナガレさん去年に続いての参戦ありがとうございました。全然変わってないのですぐわかりました。Unwanted(去年のレポではNew Colours買うことになってたようだが、じつはまだ買ってない)からはROCKSHOPらしいギターポップへ。でもそれも王道のネオアコというわけではなくて、NWとも微妙にリンクする絶妙な選曲。でもまさかキャンディ・フリップは90年代だし2年連続でかかるとは思わなかった(笑)。ニック・ヘイワードはソロになって1stアルバム以外あまりパッとしませんでしたが、2ndアルバム以降もいい曲たくさんありますね。ダニー・ウィルソンも2ndアルバムから「Second Summer Of Love」というタイトルも最高な名曲。

スクポリはSAKUMAさんがこの世で好きなんだそうです。この日は日本でも大ヒットした2ndアルバムから「Absolute」がかかりましたね。ぼくも大好きな曲だし敬意を表してしっかり踊っときました。

曲はプリファブ・スプラウトの「Hey Manhattan」のリミックスからデヴァイン&スタットンの「Hide Away」という打ち込みアコースティックな流れでμraにバトンタッチ。今年は去年のような王道NW&エレポップじゃなく、パンクあり、ギターポップありでROCKSHOPさんらしい素晴らしい選曲だったと思います。来年もまたぜひゲストDJよろしくお願いします!しかしμraはデッド・オア・アライヴで始まるのにネオアコで終わっていいのだろうか?(爆)

Report by Conta

★SAKUMA
怒濤の展開となったAmabileさんセットの後を受けて登場は、去年に引き続き二度目の参戦、ゲストDJのSAKUMAさん。在庫量豊富な渋谷のレコ屋、ROCKSHOPの店長さんだ。通販もやってるからみんなガンガン買おう!(と、一応宣伝も)USグランジ的な勢いのあるレモンヘッズからスタート。残念ながら曲がかかっても誰なのか僕は反応できなかったケド。でもノリが良いのでフロアの温度をキープ・オン・バーニング!ってな感じでジャムのIn The Cityへ! 直下型地震の如き強烈なリズムがみんなを直撃! その求心力たるや凄まじかった。Amabileさんのパンク攻撃で暴徒化した人たち(笑)は再び飛び跳ねまくりの大騒ぎ、一揆第二弾は間違いなくこの瞬間だっただろう。当然僕も頑張った。勢い余ってブースの壁に手をかけてよじ登ろうとするも、残念ながら三十路過ぎの体力では超えられず(苦笑)。しかしその後も勢いで何度かこの「木登り」には挑戦。遠くから見れば「木にぶら下がった猿」状態だったとは思うが、まああれはあれで激しい一揆の演出にはなった、かな? でも僕以外にも登ろうとした人がいたはずだ(同士よ!) パンク少年さんだったのか?それとも871さん? 僕も闇雲にエネルギーを放出してたのでよく覚えていない・・。

そして曲はリッチ・キッズのYoung Girlsへ! 何だ!?このイベントは! まだまだパンクで盛り上げる気だ。背後にかねさんチームの雄叫びを聴きながら、休む間もなく拳を突き上げる。みんなホントに楽しそうに弾けまくって最高のグルーヴを形成。素敵な時間が激しく熱く流れる。いやぁそれにしてもこのパンク連打にはさすがに体力を奪われた。

楽しいけどちょっともうヘトヘトかもー・・・と感じ始めたところで35 Summersの名曲Really Downへと展開。甲高い奇声を発したAmabileさんに負けじと僕も思わず「ヒィィィーーーヤッ!」 かねさんチームは確実に休憩タイムに入ったと思われる中、僕とAmabileさんとで最高のマンチェ・ギターポップ名曲に酔いしれる。友人、加藤あいのマネージャー氏もこの曲は好きなタイプだったようで好反応。続いてはUnwantedというバンド。80年代中期の独にNew Coloursというネオアコバンドがいたが、その中心人物だった人が名義を変えてリリースしたアルバムから。ちなみに35 Summers共々、ROCKSHOPのレーベルexcellent.から出ているので興味ある方はCheck It Out!そしてこの曲を最後に、さすがに僕も水分補給の休憩タイムへ。

まだもう一巡DJ陣のプレイが残ってるというのにもうヘトヘトだ。大丈夫だろうか? 一揆の会場を離れ、とにかくバーカウンターへと向かう。途中ez2goさんと擦れ違った。視線が合い、僕は「goさん!」と声をかける。近寄って、思わず熱き抱擁。汗だくの僕のTシャツがez2goさんの手にタッチした瞬間、「うげー」と不快感を露わにするgoさん。そりゃそうだ・・。ホントに申し訳ない。でも死闘後の男の汗は眩しいのである。許してね。ソフトドリンクばかり注文するのは少し気が引けるけど、アルコールなんて補給したら大変だ。ダンサーズとしての使命をまっとうできなくなる。僕は、ジンジャーエールという名の冷たいエネル源を火照った体に流し込み、一息ついたのだった。フロアには、マンチェスタームーヴメントの時代の徒花、キャンディ・フリップの名曲が流れ出していた。ドリンク片手にフロアを見渡しながら耳を傾ける。その後ニック・ヘイワード〜ダニー・ウィルソンとネオアコな選曲が続き、SAKUMAさんが愛して止まないスクリッティへ。前半のパンクな展開とは打って変わって聴かせる展開にリラックスムードだ。

僕もフロアを離れ、見知った人とのトークタイムへ移行。カウンターから戻る時にかねさん&ばにおさんと話したり、Nozapiiさんから痛々しい腰の状態を伺ったり、クールにフロアを見つめるechoさんに声をかけてみたり、871さん&SEA BATさんと話したり・・・というのが全部この辺の時間帯だったのかは実際定かじゃないんだけど、少しばかりコミュニケーションを図る僕であった。かねさんからは、ムギさん、結花さん、Yomogiさん、Amabileさんからは百頭人さんといった方をご紹介して頂きましたが、ほとんどまともにお話できず失礼いたしました。次回お会いする機会がありましたら、どうぞヨロシクお願いいたします。和やかな語らいの後ろでは、プリファブ・スプラウトやデヴァイン&スタットンのジェントルな音色が素敵に響いていた。


いよいよ80's ROMANCE各レギュラーDJによる怒涛の3rdセット。これでみんな最後だからラストまでがんばっていこう!というわけでμraはSAKUMAさんがネオアコで終わるのをもちろん何も考えず、予定どおりデッド・オア・アライヴをかけます(笑)。いつもの80's ROMANCEならDOAですごい盛り上がるはずなのだが、さすがにネオアコからいきなりかかりすぎたせいか去年ほどの盛り上がりではなかったのが少し残念(まぁ「You Spin Me Round」が相手じゃ曲も負けるかも)。そしてソフトセルのアルバム未収の名曲「What」ではCCさんが涙にむせぶ。ぼくも大好きな曲なので涙にむせぶ(心の中で)

曲はウルトラヴォックスのVoがミッジに変わっての通算4枚目のアルバムからのシングル「Sleep Walk」。疾走感溢れるクールなエレポップでフロアもまたかなり盛り上がってきた。そしてパンク以外でフロアが爆発した最初の瞬間はやっぱりキュアーでした。「Inbetween Days」(ちなみにμraは読めない、ならおれにかけさせてくれ)のイントロがかかった途端にわき起こった大歓声にはさすがに感動した。こういう瞬間のために80's ROMANCEやってるんだなぁとその場に泣き崩れた...なんてことはなくおもいっきり暴れた(笑)。

次のU2はμraが大好きな曲なんですが、80年代でもやや後期の曲なので言うまでもなくキュアほどは盛り上がらない(苦笑)。この時期のU2はもうNWじゃないですからねぇ(でももちろんきらいではない)。

歌が始まる寸前U2好きなかねさんがぼくとContaさんのいるフロア最前線に来て大声で歌い始めたのだが、じつはぼくとContaさんはいきなり歌うほどノッてなかった(爆)。いや、でもせっかくかねさん来たから次のフレーズから適当な英語で歌いましたよ。かねさんが「あれ?」って感じでしたけどしょうがないです。やっぱりNWは初期ですよ、初期。というわけで1番盛り上がってたのは写真を見ればわかるようにμraでした(笑)。

次の曲は名誉挽回(というほどU2悪くなかったけど)のジェネレーションXだ。「Ready Steady Go」はSEA BATさんのリクエストだったのですが、マリ・ウィルソン同様ぼくがかけないという変則技にイントロ鳴ってもフロアに来ない。なぜならこんなとこで871さん(ご来場ありがとうございました)とContaさんと飲んでたんですねぇ(Contaさんはもちろんソフトドリンク、ちなみにソフトドリンクだけで25000円使ったらしい)

というわけでSEA BATさんたちをフロアに呼んで一揆開始。いや、一揆というよりは大合唱でしたね。サビではコブシをかかげこれでもかと正しい英語で(タイトルだから当然だが)声を張り上げて叫んだ。この日をきっかけに完全に再評価した1曲でしたね。きっとリクエストがなかったらかかっても「Dancing With Myself」だったと思うし。

μraの最後の曲は死ド!ご存知「マイ・ウェイ」のカヴァーだ。見てくださいこの盛り上がり。みんな手を高く上げ完全に一体化してます(前の方だけ?)Contaさんは反応できなかったというわりにまるで自分の曲かのように、ぼくの代わりに最前列でフロアの指揮をとる(爆)。この時の大暴れでぼくはパンク少年さんに吹っ飛ばされサングラスを曲げてしまう。いや、でも全然OKですよ。それだけ盛り上がったってことだからむしろうれしいです。終盤になってμraも合流してくるが、その時にはもう暴れ疲れてフロアはやや沈滞化していた(笑)。

★μra 3rd
そしていよいよ各DJ陣のラストセットがスタート。先陣はやっぱりミウミウ。こうしてこのレポを打ってる間にも、きっと最愛の「野馬ちゃん」がこの世に産声を上げていたことだろう。おめでとう!μraさん。これであなたも家庭という暖かい鎖に心地よく縛られるに違いない。そんな逆境(なのか?)をはねのけるかの如く、DOAの名曲Lover Come Back To Meでフロアを掻き回す!80's ROMANCEには欠かせない重要バンドの登場に、いよいよ宴も大詰めという気配が漂う。

続いて、去年はAmabileさんがラストでかけてたソフトセル。この曲は彼らの中ではどのくらいの名曲度なのだろう? 勉強不足な僕には答えが出せない。そしてミッジ・ユーロ時代のウルトラヴォックスの名曲Sleep Walkで僕とNastyさん大いに盛り上がるの巻。いやー、やっぱりこの曲はいつ聴いても最高だ。しかもこんなに盛り上がったフロアで大音量で。

そして更にフロアを熱くしたのがこの曲、キュアーのInbetween Days! イントロ鳴った瞬間の場内の奇声の大きさがその人気の高さを物語っていた。彼らの中でも1、2を争うポップ&キャッチー名曲でバースト。友人のマネージャー氏にも笑顔がこぼれる(大好きな曲だそう)。勿論、百頭人さんもこの熱気をフロアで感じ取ってらしたはずだ。

続くU2は、大ヒットしたアルバムThe Joshua Treeからのシングル曲。名曲ではあるけど正直それほどフロア栄えしないというか少し踊りにくかった(笑)。「俺なら断然初期の曲だね!」とμraさんにガンを飛ばすAmabileさん。その表情には鬼気迫るものがあった。

そんなAmabileさんの視線をすかさず感じ取ったのか、ジェネレーションXに展開してグググーッとシフトアップするμraさんの手腕はお見事。ビール片手にまったりタイムだった871さんやSEA BATさんをフロアへと導き出し、そこにパンク少年さんやかねさんチームのパワーが加われば、もうそこは一揆天国パート2!ファイヤー!! 2ndセットのP.I.L.で火をつけたAmabileさんも今度は一緒に参入してフロアでガソリンをまく・・・じゃない、気を吐く。最初の暴動からいくらか間があったことでエネルギーを補給したであろうパンク好きの皆さん方による大乱闘/大合唱が再び繰り広げられるサマは圧巻。僕も871さんと笑顔で激突し合ったのは記憶に残ってるし、なんかもうとにかくパワー放出、お祭りだー! 暴れな損!損!!って感じ。まさにこれぞ一揆/暴動の醍醐味である。

そして曲が変わってもみんなの熱気は右肩上がり。しかしフロアの雄叫びに反して、僕には何の曲か反応できずで、こりゃあマズイ(汗)。思わずAmabileさんに擦り寄り耳元で「誰?」と聞けば、苦笑い混じりで「シド!」というお答え。この日最大にズッコケられた瞬間だったけど、反応できないものはできないし仕方ない(笑)。でも曲そのものは手持ちのコンピのどこかに入ってるかもと思ったら案の定、THE BEST PUNK ALBUM IN THE WORLD...EVER!というのに入ってたので、後日聴き返しながらこうしてレポってる次第。いやー、勢いに任せてとりあえず騒いだあの夜が蘇る。何とも凄まじいカヴァーだ。ピストルズは予習したのだが、シド・ヴィシャスとは。ともあれ、PUNKをカラダで聴く!ってのは何とも痛快だなーと思った。


REUの3rdセットは大好きなスペシャルズでスタート。アルバムではミディアムテンポの「Too Much Too Young」だが、この日かかったのは高速のライヴ・ヴァージョンだ。ぼくもみんなといっしょにフロアを跳びはねる。そして一瞬で疲れる(苦笑)。次のプリミティヴズは一応ギターポップなのに予想を上回る盛り上がり。まさかこの曲でイントロで歓声が上がるとは思わなかった。ContaさんやSEA BATさんも楽しそうに踊っている。でもトレイシーちゃんはぼくのものだ。誰にも渡さない、渡せない、最上級の惚れ方さ、Zokkon!ってシブがき隊の名曲が思わず浮かんでくる。

曲調は一気に変わってファーズへ。同名映画の主題歌にもなって再リリースされた彼らの代表曲の1つ。ジャケは再リリースされた12インチですが、実際にかかったのは2ndアルバム収録のオリジナル・ヴァージョンです。そういえば1回目の東京の時はリチャード・バトラーに似てると言われたのだが、その時より体重10キロ増の今年は誰にもそんなこと言われなかった(だから今年はアンドリュー・エルドリッチなんだよ)。かねさんも好きなので探しにいったらどこにもいない。フロアに戻ってみると真ん中で踊ってた(笑)。

トーク・トークは去年ぼくがeijiさんのためにかけようとしていたんですが、早く来るって言ってたのに遅刻するもんだから結局かけそこねちゃったんですよね。今年REUがその雪辱を果たしてくれました。もう思わずeijiさんと手をつないで大はしゃぎしてしまいました。「It's My Life」は名曲ですが、当然そういうタイプの曲じゃありません。とりあえずeijiさんとつないだ手は一生洗わないでおこう。

続いては待ってましたのデペッシュ・モード。おそらく人気ベスト5には確実に入るであろう80'sNWの重要グループ。この日かかったのは彼らにとって80年代最後の名曲ともいえる「Strange Love」。Nozapiiさんが一番好きなヴァージョンだったようで、腰痛をおしてフロアに現れて腰をいたわりながら踊る(笑)。MUTEつなぎで次にかかったのは結花さんリクエストのファッド・ガジェット。こんな少数派のリクエストにお答えできるのも80's ROMANCEならでは。ジャケはアナログのベスト盤ですが、じつはこの日かかった「One Man's Meat」はCDの方にしか入ってません(笑)。

REUの最後はこれも人気ベスト5に入るであろうスミスの登場。しかも名曲多数のスミスの中でもとびっきりの名曲「This Charming Man」だ。マーのギターが冴え渡る軽快なイントロでまたもや大歓声がおこる。ぼくもgoさん(ご来場ありがとうございました)と跳びはねて大騒ぎだ。フロアが完全に一体となった最高の瞬間でしたね。

★REU 3rd
いつの間にかDJはREUさんへバトンタッチ。ツートーンを代表するスペシャルズの名曲でフロアも小刻みに揺れる。これなら僕も安心して踊れた(笑)。チャキチャキと小気味良いリズムに合わせ、調子こいてホップ!ステップ!ジャーンプ!を連発。確実にフクラハギにダメージだ。続くプリミティヴズにはヒデキ感激! 待ってましたよREUさーん、リクエストしといて良かった〜!という気になるくらいだったが実際リクエストはしていない。いやーやっぱ気分が高揚してる時に好きな曲がかかるってのはいいね、トレイシーちゅわわわ〜ん!(ハート)そしてちょうどフロアにはリチャード・バトラーが来ていたせいもあり、ファーズの名曲Pretty In Pinkへ。勿論リチャードとはAmabileさんである(でも格好はアンドリュー・エルドリッチ)。当然かねぼんさんも楽しそうにダンシング。

続くトーク・トークではやはりこの方、踊る様式美"ネオサイケデリジ"eijiさんがフロアを盛り立てる。相変わらず軽やかな舞いで僕も見習いたいのだが、あの年季の入った動きを真似るのはさすがに無理だった。Amabileさんも怪しくeijiさんに迫る。すぐ近くでは、長髪を束ねた細身の彼が強烈なオーラを放つ。eijiさんとのツートップ態勢といった感じで、先程のパンク一揆からは一転、ダークな舞踏会の様相である。

Avant Popなクールなノリを引き継ぎつつ、曲はデペッシュのStrangeloveへ。Nozapiiさんもこの曲はお好きなようで、リズムに合わせて体を揺らす。ここが紛れもなくNew Waveな音楽空間であることがビシビシ伝わってきた。かべさんと一緒にイベントされたこともあるというアメリカ人のシンセポップ愛好家A04さんも、黒ずくめのファッションに赤い電飾を点滅させて文字通りフロアを彩る。後で聴いた話だが、100円ショップで買ってきたモノらしい。日本通である。しかもめちゃめちゃ日本語が堪能。ついでに「パパ」ときた。個人的には惹かれるキャラクターである。またどこかでお会いしましょう! 

続くFad Gadgetは結花さんのリクエストだったそうで、お客さんの要望にできる限り対応しおうという精神がすなわち80's ROMANCEだ。皆さんもAmabileさんに無理難題をガンガンとリクエストしちゃおう! 続いてスミスのThis Charming Man、さすがにこの曲のイントロクイズは早かった。高島忠夫も真っ青だ。一気にフロアも沸き、みんなで両手を挙げ、花束をブースへ投げ込む・・・人は誰もいなかったが、モリ氏のねっとりハスキーな歌声&ジョニマのキラキラしたギターにはきっとフロア全体が酔いしれたであろう。

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