80's ROMANCE in TOKYO Version 6 @ wedge

PART 3

そして去年から自らのイベントSince Yesterday Today (Forever Young Savage) 略してSYT(FYS) をスタートさせたさくらダンサーズ東京支部長Contaさん。今年からはついに80's ROMANCEでも満を持してDJデビューです!DJの人数が多いので1セットしかあげられなくてゴメンナサイ。そのContaさんの1曲目はなんとデッド・ケネディーズだ!あのさわやかで少年のような笑顔を絶やさないContaさんがデッケネだよ。でも2児の父ということは下半身はしっかりハードコアなんだよ。曲は「California Uber Alles」だったんだけど、このシングルは新宿の某ヴィニール店でぼくがContaさんとの争奪戦に敗れた思い出深い曲(笑)。

曲はゾディぽん&JEMMYちゃん待ってましたのローリーズへ!あのContaさんが暗黒だよ!やっぱり下半身はダークサイケデリアだったのか?ぼくはといえばデッケネの時からずっとブースの中でストッキング履くのに四苦八苦。けっこう汗かいてたからやたら時間かかってしまった。生ストッキングの上にしっかりTバックのパンツを装着してやっとフロアへ。なんとか写真撮るのにギリギリ間に合ったけど全然踊れなかったよ。しかもこの7インチぼくのなのにContaさんにお持ち帰りされてしまった。さすが下半身...(以下略)

次の曲は当時バニーズのフォロワーの筆頭だったサドラヴァ!(下半身)ダークサイケデリアからネオサイケデリアに変身だ!サドラヴァの中で最もダークに疾走する名曲なんだけど、こういうシングルもしっかり持ってるところはさすが。そしてバニーズへ流れるところなんてもう最高!曲はジャケも美しい4thアルバムからのシングル「Silver」。そしてゾディぽんの好きなロイドコールへ。最近Contaさんのこと知った人はひょっとしてわかってないかもだけど、Contaさんは元々ネオアコ/ギターポップな人なのだ。それが最近は暗黒街道まっしぐら。嗚呼、罪深きかな八十年代浪漫。

でもね、やっぱりContaさんの真骨頂はネオアコなわけ。この日のアイレス・イン・ギャザが全てを語ってます。Contaさん髪振り乱してブースで踊ってるけどフロアも全然負けてなかった!イベント後にContaさんとちょろっと話したけど、ネオアコのイベントでもこんなに盛り上がることはないと思う。だって曲終わったら拍手まで起こったんだよ。曲もContaさんもお客さんもみんな最高だ!間違いなくこの日のハイライトの1つだった。影の功労者であるcndさんにも感謝!あまりにもよすぎて次のXTCが霞んでしまったような(笑)。

曲はリマール脱退後のカジャの「Big Apple」へ。もうContaさん完全にノリノリ状態。カジャでここまで自分に酔える人初めて見たかも(笑)。そしてこの日の裏目玉商品のリオ!フレンチロリータのリオでもなくデュランのリオでもなくRIO!これは80年代にまだ新人だったショナ・ダンシングをイメージキャラにするという暴挙に出たおそるべし雑誌。この日のために実家の押し入れから引っ張り出してきたよ。曲は2ndシングル「僕はビターハート」だったんだけど、この曲で解散してしまったのはあまりにも惜しいエレポップの名曲。ちなみにTAK-Cのデジカメで唯一撮った写真がこれ。ぼくのカメラ電池切れしてたからホント助かったよ。

次の曲はロンドンビートクラブつなぎでブラマンジェ。このマニアックなつなぎはDJのContaさんさえ多分わかってないけど、ぼくとChrisさんとAmariさんは知っている(笑)。曲は1stアルバムからの中近東エレポップ「Living On A Ceiling」でフロアの反応もよかったみたい。でもぼくはこの曲が始まってすぐくらいにピート・バーンズに変身するべくブース内へ。次の曲のワムは必死にどくろの眼帯とかつけながら聴いてたよ。確かにピッチは早かった(笑)。


というわけでここで80's ROMANCE in TOKYO恒例化の噂も高い余興タ〜イム!今年のネタはデッド・オア・アライヴの「I'll Save You All My Kisses」だ!当日までの長い道程は序章を参照にしてもらいたい。本番はとにかくあっという間に終わっちゃったよ。前の方で誰が見てたかもみおちゃんくらいしかよく覚えてない。でも去年のデュランに負けないくらい盛り上がってたよね?そういうことにしておこう。

それにしてもContaさん、DJしてたのによくぞ写真撮ってくれてました!ジャケをワムのまま放置してまでも急いでフロアに来てくれたのね。この写真なかったらレポの魅力半減だからホントよかった!それにしてもピート楽しそうだなぁ。レイザー"TAK-C"HGに至っては完全にイッちゃってるよ(爆)。

おー、ゴシゴシもちゃんとあったよ。ちなみにぼくはネクタイ使ってるんだけど、これはひそかにTバックのパンツの中に丸めておいて股間をもっこりさせていたのだ!Contaさんみたいに下半身ハイエナジーじゃないから(爆)。ゴシゴシの後半ではデコさんの飛び入り出演も!ルックス的に何の違和感もなかったはず。

Contaさんがステキなブロマイドを作ってくれたよ!もっと解像度の高い画像もあるみたいだから、ほしい人はContaさんに言ってねー。ポスターや壁紙に使ってみるのもいとをかし。


ドゥルッティ・コラムをBGMにしたMCを挟んで佐久間さん登場。佐久間さんの1曲目は自らもベースを弾いていたP-モデルの「リトルボーイ」だ。あれ?佐久間さん1stからかけるって言ってなかったっけ?まぁいいや。2ndアルバム「ランドセル」からの曲だったんだけどさすがにハッチちゃんは素早く反応してたみたい。残念ながらぼくはピート・バーンズからAmabileに戻る最中だった。しかし佐久間さんがP-モデルに参加したのは3rdアルバムからみたいなんだけど、なんで自分がいる時の曲かけないんだろ?

2曲目はストラングラーズの「Two Sunspots」だったんだけど、まさかシングルでもない中期の曲かけるとは思わなかった。かけるなら絶対初期の曲だと思ったけど全く佐久間さんの選曲は予想できない。続けて曲はチューブウェイ・アーミー=ゲイリー・ニューマンの1stアルバムから。スパークスはジョルジオ・モロダー期のアルバム「Terminal Jive」から。佐久間さん最愛のバンド、スクリッティ・ポリッティの1stアルバムからは「SEX」。ここまで全部シングルじゃないよ。こんなの聞いてないよー。でもスクポリに関してはサマソニも単独も行った佐久間さんには何も言えません。ハイ。でもフロアで聴いたらカッコよかった!佐久間さんの狙いはそこなんだろうなー。

続いてFYCの「I'm Not Satisfied」へ。6曲目にしてやっとシングル曲がかかった(笑)。と思ったら次のポール・ヤングは3rdアルバムからシングルじゃない曲。このアルバムなら普通に「I'm Gonna Tear Your Playhouse Down」でいいような気もするけどそこは佐久間の世界。REUも佐久間さんも自分ワールドがあるんだよ。曲はジョン・フォックスの「エンドレスリー」へ。もうこういう曲待ってましたよ!大好き!写真もなんかカッコよく撮れてるぞ。akaちゃんも好きだったみたいで2人で一体感。

そしてポリスの2ndアルバム「白いレガッタ」のタイトル曲。うーん「孤独のメッセージ」じゃないのね。でも次のテレヴィジョン「See No Evil」ではフロアも盛り上がった!ちょっとうっぷんたまってたし(笑)。けいたさんとおもちゃのギター持って大暴れしてやったよ。最後の曲は佐久間さん曰く日本最強のロックバンド、フリクション。当然1stアルバム「軋轢」からだったんだけど、ゾディぽんの反応がおそろしく早かった!三こすり半くらいに早かった!ぼくは再結成ライヴ前散々1stを聴いて予習していったにも関らず、後れを取ってしまった。真の遅漏は自分だったのか?


そして80's ROMANCE in TOKYOもいよいよ後半戦。REUの3rdセットはプロパガンダの「Pマシーナリー」とFGTHの「リラックス」のZTTのヒット曲2曲をメドレーにした反則の1曲でスタート。これ今で言うところのマッシュ・アップに近いよね。でも歌ってるのは偽物(笑)。一瞬フロアがクールダウンしたかのように見えたんだけど、徐々に集まってきて曲の後半ではいっぱいに。

次はPSB泣きの名曲「Rent」でじつにREUらしい選曲。日本盤のおまけについていた7インチは別に飾らなくてよかったのに。みおちゃんカラオケ状態でノリノリです(でもTシャツはデぺ)続いてかかったのがOMDの「If You Leave」だったんだけど、じつはこれがakkieちゃんの去年のリクエスト曲。去年は直前に体調を崩して無念の欠席だったため、それが今年スライド登板になったわけ。ちゃんと1年前のリクエスト曲を忘れないでプレイする80's ROMANCE。我ながら最高のイベント。でもakkieちゃんにあれだけ喜んでもらえるんなら自分でかければよかったと後から思った。

次はHeaven 17「Let Me Go」だったんだけど、じつはこの曲2年前にREUがかけたかった曲。その時はアルバムを使ってレコードの溝を間違えて別の曲にしてしまったらしい(笑)。でも1年後にはリヴェンジさせないのが80's ROMANCE。我ながら窮屈なイベントだ。でも今年は6年目ということで、初期80's ROMANCE in TOKYOでかかった曲を少し復活させることにしたのだ。その復活1曲目はピーター・シリングの「Major Tom」。chrisさんへのプレゼントのつもりだったんだけどみんなの反応もよかったよね。

そして復活2曲目はJDの「Warsaw」。JDの場合シングル少ないからこれは当然の選曲かも。ワンテンポ遅れて拳を突き上げるREU。ぼくはフッキーばりに地面すれすれでおもちゃのベースを操る。この曲から最後まで怒涛の盛り上がりが続くのであった。次の曲はジャムの「Beat Surrender」だ!最高だ!周りに誰がいたのかよく覚えてないけどめちゃくちゃ盛り上がったことだけは間違いない。サビではもちろん合唱だ!一揆みたいにただ暴れるんじゃなくて、そこには確かな一体感があったと思う。

REU最後の曲はスミスの超名曲「There Is A Light That Never Goes Out」が6年目にしてついに登場。REUもそうなんだけど、スミスの中でこの曲が1番好きって人けっこう多いんじゃないかな。helixちゃんがいたら号泣確実だったと思う(笑)。


BACK   NEXT