80's ROMANCE in TOKYO Version 7 @ WEDGE

PART 2

TAK-Cの2ndセットは日本のマラリア!(なのか?)ゼルダでスタート。曲は2ndアルバムからの「Are You Lucky?」だったんだけど、ホントは「黄金の時間」がかけたかったらしい(長い曲なので自粛)というかゼルダかけるなら1stからがいいなー。!再来年(来年ではない)は1stからぼくがかけるとここに断言しておこう。日本のNW連発で次の曲は80's ROMANCE in TOKYO皆勤賞!グレイトTomoyasuさんのリクエストでJULLAN。曲は確か限定5万枚(限定なのに多いぞ)で12インチもリリースされた「Because Of Love」。あとからはかせも便乗リクエストしてはいたのだが、もう完全にジャイアンリサイタル状態でマイク片手に歌いまくる。しかしちゃんと2番の歌詞まで暗記していたのにはおそれいった。ちょっとだけはかせのこと見直したよ(ホントにちょっとだけ)

次の曲はDAFのホセ・ガビ・デルガド・ロペス(笑)のソロ。コニー・プランクがプロデュースしたエロいラテン・エレポップ。もうなんて変態ではかせにピッタリなんだ!こうしてはかせリサイタルはまだまだ続くのであった。フロアは変態のはかせとTAK-Cの加齢臭漂うわき毛に任せて、バーでしばしKOJIさんと談笑していたところ808 STATEのイントロが。ぎゃぼー(のだめ語)と叫んでKOJIさんはフロアに突進していったのであった。みんな!自分の好きな曲がかかったら、話を途中で中断してでもフロアに突進するんだ!

曲はリマール脱退後のカジャグーグーの「The Lion's Mouth」へ。去年が「Big Apple」だったから今年はリマールのがよかったかもと思った。ウルトラヴォックスのクラスだとそういうバランスをめちゃくちゃ気にするのだが、カジャのクラスだとけっこう適当(笑)。でも来年はリマールがかかるとここで断言しておこう。羽賀健二という選択肢もありか?ダメだ、またはかせリサイタルが始まってしまう。そして次の曲はLOVE AND ROCKETSが奇跡の全米No.1に輝いたヒット曲「So Alive」。去年はTONES ON TAILだったからバッチリの選曲。バウハウスのクラスだとそういうバランスをめちゃくちゃ気にするのだ。そんな偏りも80's ROMANCEのカッコよさ(なのか?)

次はなんとBCRだ!曲はもちろん「ササササタデーナイト!」。75年の曲だけどいいのか?80's ROMANCE in TOKYOでは基本的に90年代はダメだけど70年代はありなのだ。というか蓮華ちゃんが好きだからいいのだ。女子に甘いTAk-C。この日はSWEETやT-REXまでかかっちゃうもんね。PSB特集を避けるようにしてついにゾディぽんが布袋のギター柄シャーツで登場!ラブロケには間に合ったのか?最後の曲はストーンズが大胆にダンスサウンドにアプローチした「Uncercover Of The Night」。80年代ストーンズ最強のキラーチューンでバースト!


REUの2ndセット1曲目はサマソニに来日するシンディ。まさかイントロで歓声が上がるほど盛り上がるとは思わなかった!WEDGEはダンステリア!東方からジェミ錦が土俵入り(笑)。いやJemmyちゃん錦なんてつけるほど全然太ってないよ。もちろんマイマイク片手にJemmyリサイタル。この日はいったい何回のリサイタルが開かれたのだろうか?ちなみにシンディの変型ピクチャー盤はもちろんおれのだ!次の曲はユーリズミックスの2ndアルバムから「Here Comes The Rain Again」。静から動への展開が素晴らしい名曲だがジェミ錦は土俵を後に退場。でもフロアの反応よかったよね。ぼくはフロア最後列でばにおさんと花びら回転した女子とリサイタル。今からカラオケに行こうとどいちゃんに誘われるがさすがにそれは丁重にお断りした。

続いてはミッジ・ユーロとミック・カーンの共演曲で「After A Fashion」だ。ウルトラヴォックスとジャパンの組み合わせだから悪いはずがない。でもバウハウスのピーター・マーフィとミック・カーンが共演したダリズ・カーはよくないんだこれが。とりあえずはかせがいなかったのでバーまで呼びに行く。曲はSEX GANG CHILDRENのヴォーカリストANDI SEX GANGのソロへ。ジャンルは違うけど80年代の重要バンドのソロ2連発でいいつなぎだったよね。今年のREUの世界は素晴らしい!ちなみにこの曲の時ロンゴーさんがものすごいスピードでフロア中央に突進してきた(笑)。最前列まで行かなかったのは一刻も早く踊りたかったからと予想。

ここから怒涛の日本3連発。まずはヒカシューの「白いハイウエイ」だったのだがこれはREUがずっとかけたかった曲なのだ!ハッチちゃんがヒカシューだなんてどこかに書いたもんだから、REUに伝えたところその時点で喜んでプレイ決定。しかしまさかこの曲でKOGAさんがフロアに出てくるとは思わなかった。ヴィナぺを差し置いて「今日の最高曲」とか言っておりました(笑)。フロアの一部で「パノラマパノラマパノラマ」の大合唱。そしてJEMMYちゃんとハッチちゃんが好きなのを利用して今年もまた堂々とかけた戸川純のヤプーズ。曲はもちろん「バーバラ・セクサロイド」しかないよね。本日の結びの一番はジェミ錦 vs ハッチ桜、東西正横綱の土俵入りだ!お互い一歩も引かない手に汗握る名勝負であった。あっぱれ。

日本3連発最後の曲はロリータ18号の別ユニット、MUMMY THE PEEP SHOWでキュアーのカヴァー「Boys Don't Cry」。またしてもREUが自分のかけたい曲でJemmyちゃんを利用(笑)。密かにはずすんじゃないかと思ってたんだけど、フロアはけっこう盛り上がっててガッカリ、いやよかった。次の曲はサマソニに来日するストラングラーズの4thアルバムから「Duchess」。あまりクラブでかからない曲だけどカッコいいよね。最後の曲はREMの「Orange Crush」だったんだけどこの曲の反応もビックリするくらいよかった!ゾディぽんもうれしそうだー。こうしてREUの世界は確実に東京をも侵食していくのであった。


かべさんの2ndセットはなんとシアター・オブ・ヘイトのアルバム未収シングル「The Hop」からスタート!そして次の曲はジザベルの2ndアルバムから「Cow」だ!いやー、今年もかべさんがここで暗黒2連発やってくれました。今年の流行語大賞が確実な「キャラ超え」だけど、じつはかべさんは去年から実行していたのだ。ジザベルは京子ちゃんが気に入ってくれたみたいで、後からそういう話を聴くとうれしいよね。こんな新しい発見もできるところが80's ROMANCEのカッコよさ!京子ちゃんはドラキュラマントも気に入ったようで、今後の暗黒界での大いなる活躍が期待される。今のうちに生き血でも吸っておこう。

次の曲は去年特集したニッツァーエブの初期シングル。暗黒からEBMに展開する素晴らしい流れだ。エブからはクルップスへの鋼鉄つなぎ!クルップスからはドラウへのドイツつなぎ。もう最高だ!かべさんはDJとしての力量と幅が年々確実に広がっていってるよね。ドラウではhelixちゃんとRayちゃんの女子2名が大喜び。やっぱりドラウは曲が超キュートだから女子人気高いよねー。しまった、かべさんの世界は広げずに自分でかけときゃよかった。モーターヘッドとか男くさいのはやめて来年はそうしよっと。来年の目標「女子にもてる曲をかける」

次のジミソマからはかべさん得意のエレクトロ路線へ。JUNIOR JACK featuring ROBERT SMITHSの「Da Hype」もよかった。ロバスミがヴォーカルの曲の中でも最高にダンサブルなエレクトロ・ディスコ。キュアー関連曲から今度はPSBリミックスへ特集つなぎ。今年のかべさんは流れが絶妙すぎる。オノヨーコ「Walking On Thin Ice」のオリジナルは81年のリリースで、それを現代に蘇らせたPSBの手腕はお見事。今年はラムさんとご対面できたんだけど、常連のナガレさんのお知り合いだったんだー。ステキなファッションでした。そしてとっしーくんはなんと兵庫県からの初参加で行きも帰りもグリーン車!青春18きっぷでサマソニに行こうとしている庶民のぼくとはものすごい違いである。とりあえずハッチちゃんの血でも吸っとくか(ハッチちゃん喜んでるのか?)

そしてここでかかったのがPSBの必殺チューン「New York City Boy」。イントロでフロア大爆発!写真で確認するまでもなく間違いなくここまででこの日1番の盛り上がり。みんなで両手を上げて合唱だ!みんなガンガン踊ってものすごいハッピーな雰囲気に包まれる中、フロアの片隅では約1名の女子が号泣しているのであった(笑)。hayakawazさんもらい泣きしそうになるとか言ってたけど、この曲でもらい泣きできるのであろうか?次は「Hallo Spaceboy」のPSBリミックス。PSB特集じゃないと使えない90年代の曲だけど、ボウイの90年代最高の名曲(だと思う)かべさん最後の曲はYMOの「以心電信」。再結成ライヴでのオープニングを飾った日本語詞の大名曲で後期YMOの1つの頂点(だと思う)またしても感動的でハッピーな雰囲気に包まれる中、約1名の女子は1リットルの涙を流すのであった。


ドラキュラ2回目の吸血はP-モデルでスタート!ホントは今年も佐久間さんがかける予定だったんだけど、直前になってセットに入らないなんて言うもんだからぼくがかけてみたよ。でも佐久間さんこの時間になってもまだ来てないじゃん。これはいくら佐久間さんが相手でも遅漏と言わざるをえない。YMOからは日本のテクノポップつなぎでよかったよね。そして80's ROMANCE in TOKYO皆勤賞のグレイトTomoyasuさんの去年からのリクエストでソドムの「Material Flower」へ。1回目の吸血でかけておきたかった曲だけど、じつは最後の2分くらいしか使ってない。でもそれなりにフロアも盛り上がってたからよかったよ。ひょっとしてトランス・ギャルがいたのか?いやー、やっぱりギャルはいい!

次の曲はゾディぽんがキャラ超えで好きなマラリア!アルバムに入ってないシングルをかけたんだけどはたしてゾディぽんは持っていたのであろうか?そしてこういうドイツのマニアックな曲がかかるとContaさんは照明係になるのだ。ちなみにぼくのセットでよく照明係になる。曲はドクターとメディックスでアバのカヴァー「Waterloo」へ。うん、我ながら意味のないつなぎだ。予定のセットを変更するとこういうことがよくあるのだ。本番がしたい、いや本番に弱いぼく。

今年は毎年恒例だった暗黒タイムがなかったんだけど、暗黒をかけないとは一言も言ってない。ここでミッションの2ndシングル、ニール・ヤングの名曲カヴァー「Like A Hurricane」を満を持してプレイ。メディックスからは一応サイケつなぎでありカヴァーつなぎでもあるのだ。疾風のごとくフロア最前列に飛び込んできたゾディぽんはさすがだ。でも同じく狙い撃ったはずのhayakawazさんはバーの奥深くでゾディぽんの性癖について語り合っていたらしい。残念だ。曲はギリギリ89年リリースのJESUS JONESへ。JJというとJJジャックスを思い出す。説明するほどのことでもないからスルーしてくれ。JJは今ではゴミ扱いされてるけど1stはもう最高にカッコよかったのだ。

89年リリースの曲を続けてNINの「Sin」のエイドリアン・シャーウッドが手掛けた最強リミックスへ。いやー、ある程度の予想はしてたけどさすがにこの曲は盛り上がった!今年来日してたから旬だったしね。ジャケが裏返ってるところもステキ。そしてぼくの2回目の吸血のハイライト、キュアーの「Friday I'm In Love」がここで炸裂!イントロでこの日これまでで最大の大歓声が沸き上がる。苗場に向けて途中からライヴヴァージョンにつないだんだけど、あまりにも美しくつなぎすぎて最初からライヴだと思われてしまったようだ(笑)。でもみんな最高の笑顔を見せてくれたよね!イベント主催者を呼びだす男マルさん、CURE NIGHTの雪辱は晴らせたかな?去年はおもちゃのギターで暴れてくれたけいたさん2年連続参加ありがとう!

ライヴヴァージョンらしく大歓声が鳴り響く中、曲はいきなりルースターズの「Let's Rock」へ。もちろん最初からこんなつなぎの予定だったわけではないがどうしようもなかった。やっぱり本番したい、いや弱い。でもルースターズだって一応ネオサイケ時代があったんだよ。ハッチちゃんのリクエストを利用して結局ベタな曲かけちゃってゴメン(笑)。3年ぶり参加のかおりんとついに初参加してくれたはるちゃんの姿が見えてうれしかったな。曲はダムドのカヴァーでもおなじみのSWEETの「Ballroom Blitz」へ。今回キャプテンかける予定でダムドが使えなかったから、ハッチちゃんにサービスするふりをしてじつは自分がかけたかった曲(笑)。「ロックンロールに恋狂い」という邦題も最高!

70年代の曲を続けて次はニューヨーク・ドールズの「人格の危機」。去年の延長戦でジョニー・サンダースは使っちゃったから今年はドールズで。カジャでは気にしなかったバランスをやはりここでは気にする。マックスでもちょっと音量小さかったみたいで残念。でもイントロで歓声上がったよね。声上げてくれたみんな愛してる!そしてドールズつなぎでトイ・ドールズ(笑)。今回chrisさんが欠席だったからかけるのやめようかと思ってたんだけど、Amariさんが来日ライヴのフライヤー配るってことでそれならやっぱりかけとかなきゃね。曲は当時ロンドンナイトでへヴィロテで今年かけるならこれしかなかった「Alfie From The Bronx」。日本特別編集のベスト盤「High Spirits」で初CD化された時に、Amariさんが選曲して版権とかで大変だったところ無理やりねじ込んだらしいおもひでの曲。フライヤーもしっかり飾っていろんな想いを込めてプレイ。AmariさんはJemmyちゃんのマイマイクを借りて熱唱、サビではゾディぽんを筆頭にトイドールズ大好きなみんなを巻き込んで大合唱!できれば2人揃ってる時にかけたかった曲だけど、きっとそこにはchrisさんの魂がいていっしょに歌ってたよね。

そして本日の核爆弾ミチロウの投下!今年は80's ROMANCEの掟によりラフィンがかけられなかった(笑)から、ルースターズだけじゃなくてサービスでミチロウもいっといた。スターリンでもよかったんだけど、次のニナ・ハーゲンが「My Way」だったから日本の「My Way」的な「仰げば尊し」を選んでみた。もちろん宝島カセットブックがオリジナルのパンクヴァージョンの7インチね。でもまだ卒業もしないしバイバイもしないよ。最後の曲、ニナの「My Way」はドイツ語だから歌いたいのに歌えないジレンマ。ドイツ語ってむずかしい。ちなみにシングルのジャケのニナは超カッコいいのだ。そしてついに暗闇の天使Contaさんの出番だよ!


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