The Chameleons Singles

■ AS HIGH AS YOU CAN GO [12inch]

side A

As High As You Can Go

side B

Pleasure And Pain
Paper Tigers
'83 STATIK
Produced by THE CHAMELEONS and COLIN RICHARDSON

82年3月にリリースされた1stシングル"In Shreds"から約1年後にマンチェスターのインディ・レーベルであるSTATIKからリリースされた2ndシングル。全3曲全て1stアルバムに収録されてますがアルバムとは別ヴァージョンです。


A PERSON ISN'T SAFE ANYWHERE THESE DAYS [12inch]

side A

A Person Isn't Safe Anywhere These Days

side B

Thursday's Child
Prisoners Of The Sun
'83 STATIK
Produced by THE CHAMELEONS and COLIN RICHARDSON

83年7月にリリースされた3rdシングル。タイトル曲とB1の2曲が1stアルバムに収録されています。B2はシンセが美しいインスト・ナンバー。彼らのシングルの中ではやや地味な感じもしますが、もちろんサイケデリックで美しいギター・サウンドを聴かせてくれます。


■ UP THE DOWN ESCALATOR [12inch]

side A

Up The Down Escalator

side B

Monkeyland
Prisoners Of The Sun
'83 STATIK
Produced by THE CHAMELEONS and COLIN RICHARDSON

ドイツでのプロモーション用としてアルバムから限定でカットされた4thシングル。タイトル曲とB1は1stアルバム収録でB2は3rdシングルと同じ曲。個人的に1stアルバムで最も好きな曲がコレかも。マンチェスター出身にしてリヴァプール特有の哀愁感がこの曲にはあります。

IN SHREDS [12inch]

side A

In Shreds
Less Than Human

side B

Nostalgia
'85 STATIK
Produced by STEVE LILLYWHITE

82年、メジャーのEPICからリリースされた記念すべき1stシングルの再発。プロデュースはスティーヴ・リリーホワイト。12インチにはカセットのみでリリースされていたB1も収録。A2は1stアルバムに収録されているけれど別ヴァージョン。ジャケットはデザインはギタリストのRegの手によるもの。彼らのシングルの中では最も哀愁度は低いかもしれませんが、その分若い躍動感に溢れた大名曲!

■ SINGING RULE BRITANNIA [12inch]

side A

Singing Rule Britannia (While The Walls Close In)

side B

Singing Rule Britannia (While The Walls Close In)
Pleasure And Pain
'85 STATIK
Produced by THE CHAMELEONS and COLIN RICHARDSON (side A) MARK RADCLIFFE (side B)

2ndアルバムからカットされた唯一のシングル。カップリングにはタイトル曲と1stアルバム収録曲のRadio 1 'Saturday Live' Sessionでのライヴ。ジャケットのデザインはもうひとりのギタリストであるDaveの手によるもの。唯一のシングル曲だけあってタイトル曲はシンセとギターの音色が美しい名曲ですが、B面のライヴ・ヴァージョンはさらにアグレッシヴな演奏で素晴らしいです。

■ THE FAN AND THE BELLOWS [12inch]

side A

The Fan And The Bellows

side B

The Fan And The Bellows
'86 HYBRID
Produced by STEVE LILLYWHITE

本作は当時プロモ用のカセット音源でしか聴けなかった幻の楽曲で、当時ぼくのバイブルだったNEWSWAVEの記事には「イントロからエンディングまで一分の隙もないベスト・マテリアルである」と書かれてあった。すごく聴いてみたかったけれどプロモ用カセットなんてどう考えても入手不可。やっと初期音源の編集盤"The Fan And The Bellows"を入手して、初めてこの曲を聴いた時の脳みそをハンマーで打ち砕かれたような感動は今でもリアルに覚えている。間違いなく彼らのベスト・マテリアルでありネオ・サイケデリックというジャンルの中でも屈指の大名曲だろう。 激しくかき鳴らされるギターとパワフルなリズム・セクション、サビに向かってどこまでも高く昇っていくメロディー、それらが一体となってドラマチックに疾走するサウンドにはネオ・サイケの持つ魅力の全てが凝縮されている。思わず号泣しながらフロアを全力で駆け出さずにはいられない。 (from 80's ROMANCE Music Disc Guide)

■ TEARS [7inch]

side A

Tears

side B

Paradiso

side C

Swamp Thing

side D

Inside Out
'86 GEFFEN
Produced by DAVE M. ALLEN

3rdアルバムからの先行シングルとしてリリースされた2枚組限定盤。ラスト・シングルとしてリリースされる"Swamp Thing"も収録されている。タイトル曲はアルバムとは別ヴァージョン。

■ TEARS [12inch]

side A

Tears

side B

Paradiso
Inside Out
'86 GEFFEN
Produced by DAVE M. ALLEN

12インチはアルバム、7インチとも別ヴァージョン。この12インチヴァージョンが最も出来がいいと思います。完成度は過去最高といえるもので、感動的ですらあります。ドラマティックに展開する美麗メロ、深く広大な包容力で包んでくれるサウンド、叙情派ネオサイケのひとつの頂点がこのシングルでしょう。タイトルどおり涙なくしては聴けません。

■ SWAMP THING [12inch]

side A

Swamp Thing

side B

John I'm Only Dancing
Tears (original arrangement)
'86 GEFFEN
Produced by DAVE ALLEN

ラストシングルは3rdアルバムからのカット。カップリングにはDavid Bowieのカヴァーと前のシングル"Tears"のオリジナル・ヴァージョンを収録。タイトル曲は叙情派ネオサイケの筆頭格としての風格に溢れたスケールの大きいナンバー。ボウイのカヴァーもオリジナルへの愛を感じずにはいられない素晴らしい出来映え。

■ THE WAIT UNTIL DARK E.P. [7inch]

side A

Thursday's Child
Don't Fall

side B

Perfume Garden
In Shreds
'86 LADY

83年12月ホーランドでのライヴの4曲入りブート盤。

Album   80's ROMANCE