Part3

side A

Never Again (Extended Version)

side B

Give It To Me
III (Extended Version)
'84 Immaculate
Produced by Shelley
Shelley名義でリリ−スされたこのシングルはバズコックス時代を彷彿させるメロディアスな名曲。ジャケットは死ぬほどダサいけれど、再びギタ−を手にした彼の姿が(アコースティック・ギターだとしても)うれしい。バンド演奏でレコーディングされており、シンセとのバランスも抜群。メロディアスなシェリー節が炸裂するダンサブルな最高曲。B面の2曲はコンピュ−タ−を使ったお遊びのインスト。

side A

Waiting For Love (Ext.Vers)

side B

Wainting For Love (7" Vers)
Designer Lamps
'86 Immaculate
Produced by Shelley & Stephen Hague
前作の傑作シングルから待つこと約2年、ひさびさにリリ−スされたシングルはまたもやメロディアスでポップな傑作といえるでしょう。表題曲のExt.Versはイントロのドラムが変拍子になってたりする面白いミックスで、通常のロング・ヴァ−ジョンよりは飽きさせない展開を見せる。B2の曲は男女の叫び声をサンプリングしたインスト。

side A

Waiting For Love (Immaculate Mix One)

side B

Wainting For Love (7" Vers)
Designer Lamps
'86 Immaculate
Produced by Shelley & Stephen Hague
表題曲の別ヴァージョンで、こちらのリミックスもなかなかカッコよくて甲乙付け難い。とりあえずジャケットのチカチカ度は上でしょう(笑)。この曲からDepeche Modeのようなリミックス攻勢に出るのかと思いきや、そんなことは全然なかった。ちなみにエンジニアとして後にテクノで成功をおさめるDavid Holmesが参加。

side A

On Your Own (New York Mix)

side B

On Your Own (Dub Mix)
Please forgive me...but i cannot endure it any longer
'86 Phonogram
Produced by Shelley & Stephen Hague
前作より若干クォリティ−が落ちてしまった感もあるシングル。重厚なエレクトロニクスを主体としたサウンド・メイキングは悪くないんだけど、肝心のメロディ・メイクが単調で今ひとつ。

side A

Blue Eyes (Extended)

side B

Nelsons Riddle
'86 Phonogram
Produced by Shelley & Stephen Hague
前作よりはメロディ・メイクが復調気味で、イントロなどにアコースティック・ギターを導入した新境地。ジャケットはここのところずっと続けてチカチカ系ですが、本作の凝ったデザインもなかなかいい。

side A

I Surrender (U.S. Remix Vers.)

side B

I Surrender (Dub Vers.)
Need A Minit
'86 Phonogram
Produced by Stephen Hague
この作品が今までのピ−トのシングルの中で一番つまらないかも。あの抜群のメロディ・メイカ−の姿は何処へ??B2はアルバム収録曲だしソロ名義のラスト・シングルがコレだったのは少し残念。



Heaven & The Sea

side A

Never Again
My Dreams
Blue Eyes
You Can't Take That Away
No Moon...

side B

Waiting For Love
On Your Own
They're Coming For You
I Surrender
Life Without Reason
Need A Minit
'86 Mercury
Produced by Stephen Hague
前作から約3年ぶりにリリ−スされたソロとしてのラスト・アルバム。シングル・カットされた曲が5曲も入っているけれど、シングルのクォリティ−が徐々に落ちてきていたので、アルバム全体としては今ひとつの印象かも。プロデュ−サ−として新たにスティーヴン・ヘイグを迎え心機一転したようですが、あの世紀の名曲"Telephone Operator"のようなインパクトのあるナンバーは1曲もなく、ソロ活動の限界が感じられる作品でもありました。でもダンサブルなエレポップが詰まったアルバムとして聴く分には決して悪くないですよ。

side A

Your Love
Give It To Me (Ext)

side B

Your Love (Ext)
'88 Immaculate
Produced by John Fryer/ZIP
Pete Shelleyがソロ3作目のアルバム"Heaven & The Sea"リリース後に、ツアー・バンドPete Shelley Groupのメンバーと結成したプロジェクト唯一のシングル。元UmbrellaにしてRaymondeのMark SandersonがベースでJohn Flyerのプロデュース。ギターを前面にフィーチャーしているがリズムなどは全て打ち込みでプログラミングされたメロディックでダンサブルなエレ・ポップ。その後ピートは"Homosapien"の再録を経てBuzzcocks再結成へ向かう。(from 80's ROMANCE Music Disc Guide)

side A

Homosapien II (Icon Mix)

side B

Homosapien II (Techno Mix)
'89 Immaculate
Produced by Power,Wonder & Love
突如としてリリ−スされたソロ1stシングルのリミックス盤。オリジナルが名曲だからそんなに悪くはないけど、やっぱりちょっとカッコ悪くなってます(笑)。A面はピ−トのヴォーカルが聴けるし時代性のある新しい音作りになってるからいいとして、B面のTechno Mixはやや凡庸なインスト・テクノでガッカリ。



テレフォン・オペレーター〜ザ・ベスト・オブ・ピート・シェリー

"Telephone Operator"が携帯電話のCMソングになったことがきっかけとなり、01年に日本でのみリリースされたベスト盤。1stアルバムと2ndアルバムからのナンバーが中心に選曲されていて、3rdアルバムからは1曲も収録されていない代わりにバズコックスの代表曲が3曲収められている。80's ROMANCEでは全16曲のうち13曲をプレイしているが、本作に未収のサードからはなんと6曲もプレイしていたりする。"Telephone Operator"以外のソロ曲をこんなにプレイするクラブ・イベントは、世界中探しても80's ROMANCEしかないと自負できる。ハードコア・テクノ風リミックスの"Telephone Operator (Tony Castle Mobile Mix)"は、オリジナルを超高速にテンポアップしてブレイクまで入るド派手なアレンジ。今思えば下品極まりなくオリジナルの足下にも及ばないが、初めて聴いた時に一瞬でもグッときてしまった自分を恥じる。(from 80's ROMANCE Music Disc Guide)

side A

Alive Tonight (S.Diggle)
Serious Crime (P.Shelley)

side B

Last To Know (P.Shelley)
Successful Street (S.Diggle)
'91 Planet Pacific
Produced by Buzzcocks
オマケで再結成を果たしたバズコックス待望の復活シングル。全4曲どれもよくできたポップなロックン・ロ−ルだと思うけれど、あの頃の輝きは失われてしまったような感じは拭えないか?10年も月日が流れているのですから当然といえば当然なのですが、このシングルをもって自分がピ−トを追いかけるのも終わってしまいました。最後にピ−トはバイ・セクシャルだという噂がありますが、もし本当にそうなら一度彼に抱かれてみたかった...というのはウソです(笑)。いや、愛してますけど。

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